【HSP】「ひといちばい敏感な子」繊細すぎるHSPが日常生活を快適に送るための10の方法

2020年10月24日

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繊細すぎるHSP
繊細すぎるHSP

いままでこのブログでは、非常に敏感な気質であるHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)について書かれた書籍をご紹介してきました。

最初にHSPについて提唱したエレイン・アーロン博士と、ご自身もHSPであるイルセ・サン博士の本は、客観的にHSPについて説明してくれているだけでなく、具体的な対処法についても書かれていて、とても参考になります。

HSPのおさらい。あなたはHSP?5分でできる簡単チェックリスト

HSPかどうかのチェックリストはこちら。

 以上の質問のうち12個以上に「はい」と応えたあなたはおそらく「HSP」でしょう。
 しかし、どんな心理テストよりも、実際の生活の中で感じていることのほうが確かです。たとえ「はい」が1つか2つしかなくても、その度合いが極端に強ければ、あなたは HSPかもしれません。(わたしはほぼ全部でした)

HSPには、多くの可能性がある。

 HSPに対するよくある誤解は、「細かいことを気にしすぎる」精神的な気質と混同されてしまうパターンです。一番あるあるなのは「気にしなければいいよ」とか、「もっと図太くなりなよ」などの善意のアドバイスを受けることが多く、そうするとHSPは困惑してしまいます。

 なぜなら、HSPは、生まれつき外界から受信する情報が多いだけで、精神的な問題ではないため、「治る」とか「治らない」の問題ではないから。

 それだけに、それは普通の人が感じ取れない危険を察知したり、美しいものを見出したりと、長所にもなりえます。

 けれど、刺激を受信しすぎる気質は、日常生活に支障をきたすこともあり、悩んでいる方も多いと思います。

 本日は、以前ご紹介したHSPの解説書籍(イルセ・サン著「敏感な世界に生きる鈍感な人たち」)とわたし自身の体験をもとにして、もう少し具体的な、HSPが日常生活を送るための対処法をいくつかご紹介したいと思います。

1 HSPは、一つの特性だとポジティブに捉える。

(  イルセ・サン著「敏感な世界に生きる鈍感な人たち」 より。自分自身へ愛情を向けて、自分を守る。)

  足が速い、腕力がある、計算が得意、のようなひとつの特性だととらえ、人と違っていることを自分の個性だと思い、ポジティブに受け入れましょう。

 「治そう」としないことが大切だと思います。「治そう」と思うことは、それを「欠点」だとか「何かが欠けている」と思うことで、そこから苦しみが生まれてきてしまいます。敏感すぎることで「不便」はありますが、それがよさなんだ、と受け入れることが、HSPという気質と二人三脚で生きていくコツだと思います。

2 過剰な外界からの情報を遮断する、あるいは弱める

(  イルセ・サン著「敏感な世界に生きる鈍感な人たち」 より。五感から過度に刺激を受けないための対策をする。)

 以下におすすめのグッズを書きます。その人によって、必要なものが違うので、自分に合ったものを探して使ってみてください。(全部いっぺんに使うと怪しい人になってしまうので要注意です)

・耳栓
・イヤホン
・ノイズキャンセルヘッドフォン
・イヤーマフ
・ホワイトノイズ
・帽子またはサンバイザー
・サングラス
・マスク
・ショールやマフラー
・肌触りの良い服など

 友人の音に敏感なHSPは、耳栓をいつもバッグに入れています。集中したいときにノイズキャンセルヘッドホンはかかせません。光に過敏な人は、帽子やサングラスを使うとかなり楽になります。

 においに敏感な人は、マスクやショールを使うと役立ちます。肌触りの良いタオルや手ぬぐいも、役に立ちます。好きなアロマオイルを垂らしておくのもおすすめです。

※もちろん、使うのは騒々しい場所や満員電車、落ち着かない場所など、情報が多すぎる環境であって、注意を払うべき場所、警戒すべき場所で耳栓などを使用するのはおすすめしません。

3 神経をたかぶらせるものは避ける

(  イルセ・サン著「敏感な世界に生きる鈍感な人たち」 より。五感から過度に刺激を受けないための対策をする。)

 アレルギー体質の人はアレルゲンを避ける、臭いに敏感な人は強い臭いのものを避けるなど、個別に敏感なものがあると思います。それらをなるべく遠ざけるようにします。以下は例

・コーヒーなどのカフェイン
・アルコール
・その他刺激物
・スプラッタ映画
・大音響の音楽
・騒々しい場所
・複雑すぎる人間関係
・過剰なSNS
・悲惨なニュース

4 神経を鎮めるグッズを使う

・アロマオイル(100%ピュアのものがおすすめ)
・ハーブティー (ラベンダーやカモミールなど)
・お香
・ツボ押し器
・温泉、お風呂、入浴剤
・ホットミルク 豆乳など

5 定期的に一人の時間をつくる

(  イルセ・サン著「敏感な世界に生きる鈍感な人たち」 より。過度な刺激をうけたら、じっと自分の内側に集中する。)

 本当に大切なので、無理にでもそのような時間は作ってください。一人でゆっくり寝るだけでもかなり効果がありますが、クリエイティブなことをするのもおすすめです。
 このサイトでは、ハーブティーなど温かい飲み物を飲みながら児童文学を読むことをおすすめしています。子供心は、HSPにとってとても大切です。

・読書
・入浴
・ひなたぼっこ
・散歩
・楽器を弾く
・音楽を聴く
・ゲーム(興奮しないタイプのもの)
・昼寝
・瞑想
・編み物など手芸
・園芸
・絵を描く
・一人カラオケ
・料理、お菓子作りなど

6 自分の敏感な五感に合ったものを使う

 いい香りのもの、いい手触りのもの、ほっとする飲み物、居心地のいい部屋など。
 流行や値段より、五感が気に入るものを使うようにします。
 ものを選ぶときに、自分の「体感」を優先してください。

7 自分がいつもいる場所の周辺を、居心地のいい空間にする

 自分の「ホームベース」を作ります。ソファや机など、自分の「定位置」の周囲を自分の好きなもので飾ったりして、こだわりの場所を作ります。適度に散らかっているほうがおちつくなら、そうしてください。
「自分の場所」を作ることに、労力を費やしてみてください。

8 筋肉の緊張をゆるめる

 知らず知らずのうちに緊張していることが多いので、身体をゆるめることは意識的に行うようにしてください。身体をあたためるのも大切です。
・温泉、入浴
・マッサージ
・ストレッチ、柔軟体操
・鍼灸
・指圧
・あごの筋肉をほぐす
・歯医者さんでマウスピースを作ってもらう

9 寝具にはお金をかける

 疲れを取る必要があるので、寝具とパジャマはいいものを使うようにしてください。どんなに仕事で疲れ果てていても、間違ってもせんべい布団や、ソファで寝てしまうことは避けてください。
 パジャマは、肌触りとあたたかさ重視で、布団や毛布もさわり心地や寝心地にこだわってください。枕もとても大切です。

10 動物を飼ったり、ぬいぐるみを持つ

 HSPは、内省が深く、物事を掘り下げて考えるので、無意識の思索が負担になることがあります。そのときに、手助けになるのが自分の思索を助けてくれる相手なのです。
 よく、ペットに話しかけたり、ぬいぐるみに話しかけたりして考えをまとめる人がいますよね?

 それは、結局は自問自答なのですが、ノートに書き付けたり、頭の中で整理したりするより、ずっとすっきりと整理されて、考えがまとまりやすいことがあります。(声に出さず頭の中で話しかけても○)

 動物を飼うのは他の意味でも癒されるので良いのですが、飼えない住宅も多いので、その場合はぬいぐるみがおすすめです。
 手触りのよい、顔立ちが気に入ったものを選んでみましょう。
 どちらもあまり好きではない場合、観葉植物もおすすめです。

 もちろん、正統派の方法でノートとペンを使って考えをまとめるのも有効です。その場合は、文房具にこだわって、自分の好みのノートやペンを見つけてくださいね。

さいごに。

 HSPは、敏感すぎて生きづらい気質ですが、少しの工夫でその生きづらさもかなり軽減することができます。自分自身とは一生つきあうのですから、のんびり生きましょう。すべてがいっぺんに楽になることはありませんが、少しずつ工夫を重ねていくと、かなり楽になっていきます。

 HSPは、世の中に20%もいます。敏感すぎるあなたは、ひとりではありません。あなたの生きづらさがすこしでも軽くなりますように。

いつもありがとうございます

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