部屋の中にいても心は冒険の旅!アウトドア派のバイブル。【子どもから大人まで】

2020年6月27日

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冒険図鑑 野外で生活するために さとうち藍/文 松岡達英/絵 福音館書店

図鑑大好き少年少女、または少年少女の心を持つ大人に捧げる、冒険者のための大図鑑。ふんだんな絵と、適切な解説で、読み応えたっぷりの大人気図鑑です。

冒険図鑑 野外で生活するために さとうち藍/文 松岡達英/絵 福音館書店

 図鑑大好き少年少女に超!おすすめの図鑑です。
すこし前まで、野外でのキャンプもブームで、キャンプ場は大賑わいだったそうです。今は、自粛期間なのでキャンプに行く事はできませんが、自由におでかけできるようになった時にあそこに行こうここに行こうと、あれこれ想像するのも楽しいかもしれませんね。

 しかし、この本のキャンプは、本格的です。レジャーとしてのキャンプというより「野宿」や「野営」と言う感じです。

 しかも、まず山に出かけるために準備するところから詳しく書かれているので、手厚い。(まあ、何事も準備が大切なんですけどね)自然の中でのルールや計画の立て方などから詳しく説明されていて、何も知らない子どもでも、いきなり野外に出てはいけないことがちゃんと書かれています。

 次は「歩く」。靴の選び方から、靴紐の結び方、正しい歩き方、地図や天気図の見方、天気の予測の仕方など……全方位に目配りされた記述がすごいです。

 次は「食べる」
野外での調理について書かれていますが、料理については家の台所でまず練習しようと書かれていて、これもすばらしい。冒険はまず家の中から始まるわけですね。
家でのお料理の仕方からはじまって、野外での調理まで詳しく書かれています。
この章だけで、1冊の本になるくらいのボリューム!

 わたし、小学校のとき鍋でご飯を炊く授業がありましたけど、うまく炊けませんでしたよ…(汗)。そして、遠足でも飯盒炊爨がありましたが、やっぱり失敗しました……。ごはんを炊くのはほんとうに難しいです。炊飯器スバラシイ。

 食べられる野草とかも書いてあるんですけど、上級すぎる……。紛らわしい毒草とかもあるので、初心者は読むだけで満足しましょう。(著者のサバイバルスキルが高すぎる)

 次は「寝る」
野宿の仕方が書かれています。ここまで来ると、ファンタジー小説の世界に近づいてきました。テントで寝るのはまだ現代ですが、火の起こし方とか水を得る方法とか、昆虫や動物の食べ方とか、どんどんスナフキンの生活に近づいてきました。

 次は「作って遊ぶ」
あ、すこしライトな展開になったかな、と思ったら「木や竹で食器を作る」ですよ!難易度高すぎ!!
しょいこを作ったり、わらじを作ったり、ハンモックの作り方も載っています。
「家なき娘」でペリーヌが靴底がわらじみたいな靴を作るシーンがあるんですけど、靴を作るってこういうことなんだな、とわりと具体的にイメージできました。

 次は「動物植物との出会い」
これは、山や森に出かけたときの動物や植物を観察したり記録したりする方法について、詳しく書かれています。じっさい、動植物の観察のために山や森に行かれる方も多いですものね。しかし、ふんの見分け方とか、容赦なく本格的です。

 さいごは「危険との対応」
この章だけでも持っていたほうがいいと思える詳しさ。怪我ややけどをしたときの応急処置とか、海山で困ったときの対処法、危機にさいして準備しておいたほうがよいものリストなど、細かく書かれています。

 とにかく、納得のボリューム。

 これを読んでからだと、おうちでお料理しても、お掃除しても、お洗濯しても、なんとなく冒険気分が味わえます。
今は、心がどんよりしがちな時期ですけど、なるべく楽しんで乗り切りましょう。

 家から一歩も出なくても、生活すべてが大冒険です!

 さあっ、わたしも今から洗濯しますよっ!

繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)

インドア派には驚くようなサバイバル知識の数々ですが、読み物として読んだだけでも楽しいです。自宅で行う家事のひとつひとつも、冒険ぽく感じられ、日常にわくわくを呼び込めます。おすすめですよ。

いつもありがとうございます

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