【ビッケと赤目のバイキング】もうすぐ映画化!愉快なバイキングの物語再び。「小さなバイキング」の続編です。【小さなバイキングビッケ】【小学校中学年以上】
今から千年ほど前、スウェーデンやノルウェーの海岸には「バイキング」と呼ばれる人たちが住んでいました。この物語は、ビッケという風変わりな、闘わないバイキングの少年の物語です。ビッケシリーズの2冊目。
この本のイメージ とんちが効いてる☆☆☆☆☆ かわいい☆☆☆☆☆ バイキング時代を知る☆☆☆☆
ビッケと赤目のバイキング ルーネル・ヨンソン/作 エーヴェット・カールソン/絵 石渡利康/訳 評論社
<ルーネル・ヨンソン>
1916年~2006年。スウェーデンのニーブロに生まれる。スウェーデンのジャーナリストにして児童文学作家。1963年に、『小さなバイキングビッケ』を刊行、1965年ドイツ児童図書賞を受賞。
「小さなバイキング ビッケ」の続編です。
このお話でも、ビッケは闘わずに知恵だけで問題を解決してゆきます。
さて、今回のあらすじは…
イギリスに略奪の旅に出たフラーケ一族でしたが、そこは一足先に残酷な「赤目のバイキング」が占領していました。
罠にはまって、捕まってしまったハルバルたち。
ところで、今回、ビッケはお留守番でした。突き指をしていて、ひとり戦線離脱していたスノーレは、命からがら逃げ帰ります。女たちに大ブーイングを受けるスノーレですが、「ビッケならみんなを助けてくれるはず」と信じてハルバルたちの危機を知らせに来たのです。
さあ、ビッケとフラーケの女たちとスノーレの、一族救出作戦のはじまりです。
今回のテーマはおそらく「思い込み」。
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