【モンスター・ホテル】ドードーファン必見。モンスターたちのハートフルなハロウィン物語。【小学校低学年以上】

2020年11月23日

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モンスター・ホテルでハロウィン 柏葉幸子/作 高畠純/絵 小峰書店

今日はハロウィン。タイくんとソウくんの兄弟は、ともだちとの集合時間に遅れそう。あわてて走っています。公園につくと、ともだちはもういませんでした。でも、かわりにすごく上手に仮装した人たちがいて……

この本のイメージ 愉快☆☆☆☆☆ 楽しい☆☆☆☆☆ やさしい☆☆☆☆☆

モンスター・ホテルでハロウィン 柏葉幸子/作 高畠純/絵 小峰書店

 「ドードー」って知ってますか?
 南の孤島に生息していた、飛ぶことの出来ない鳥です。おかげで島に外来生物(主に人間)が上陸してきたときに、簡単に絶滅してしまいました。

 ドードーファンのみなさん!
 これはあなたのための絵本です!

モンスター・ホテルでハロウィン 柏葉幸子/作 高畠純/絵 小峰書店

 これは、モンスター・ホテルシリーズのハロウィンのお話。
 タイくんとソウくんの兄弟は、公園で友達と待ち合わせして、みんなで「トリック オア トリート」の練り歩きに行くつもりでしたが、集合時間に遅れてしまいました。

 かわりに、とても上手に仮装した人たちに出会います。
 彼らと一緒に街を歩くことに決めた二人。でも、この「上手な仮装」、上手なのは当然だったのです。だって、彼らは「本物」だったのだから……。

 本物のモンスターたちと、子どもたちの不思議でハートフルな一夜の物語です。

 たまたま、知り合った兄弟と「ハロウィンの夜歩き」を一緒にすることになった、モンスター・ホテルのモンスターたち。タイくんとソウくんは、「仮装の上手な人たちだなあ」と思って一緒に歩いていますが、中にへんな鳥がいるのです。
 彼はドードー。絶滅したはずの彼はモンスターとなって復活していたのです。

 他のモンスターたちは、「ハロウィンの仮装」でごまかせるけれど、「人間の言葉を話すへんてこな鳥」はばれてしまったらごまかしようがありません。周囲のモンスターたちは、ドードーがしゃべれることを必死でごまかしますが、ドードーは周囲の心配なぞへいちゃらなので、あぶなっかしくてしょうがない。(さすがは危機感のない鳥だ…)

 そんなこんなの珍道中、偶然、怪我をした奥さんに出会い、タイくんソウくんとモンスターたちで救助します。

 ドードーがね、とぼけてて、とってもかわいいんです。何の役にも立ってないんですけどね、それでもこのお話の主役はドードーなのです。

 字は大きくて、ひらがなが主体。漢字にはふりがながふってあります。かしこい子なら幼稚園から。小学校低学年でお楽しみいただける、幼児向けの本です。
 おばけはいっぱい出てきますが、とてもかわいらしい話で、この季節の読み聞かせに最高です。

 今は、あまり外出しないほうがいい時期なので、親子で本を読む機会を作るチャンスです。
 また、お化けやモンスターが出てくるかわいいお話は、小さなお子様が本能的に恐れる「暗闇」や目に見えない「おばけ」などに対しての「心の予防接種」になり、むやみに未知のものを恐れなくなりますのでおすすめです。

 10月31日のハロウィンに向けて、スーパーマーケットやお菓子やさんでは、さまざまなハロウィンのお菓子を売り出しています。絵本を読んだ後は、ハロウィンのお菓子でティータイムはいかがでしょう。

 フランケンシュタインやミイラ男、魔女など、お話に出てきたキャラクターたちが、お菓子になっているかもしれません。
 わくわくしますね。

繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)

 「怖い」はずのおばけやモンスターたちがたくさん登場しますが、ネガティブな要素がまったくありません。ハートフルでやさしい物語です。幼児向けの本ですが、お年寄りへの差し入れにもおすすめです。字が大きくて読みやすく、楽しい内容なので、リモートでお孫さんが読んであげると喜ばれると思います。
 この季節に街にあふれている、たくさんのモンスターたちに、親しみがわく、楽しく愉快な絵本です。

 読み終わったら、もちろん、ハロウィンのお菓子でティータイムをどうぞ。

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