【おかあさんはね】自己肯定感を高める! 母の愛あふれる全米ベストセラー絵本。読み聞かせに【4歳 5歳 6歳】

2021年5月1日

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おかあさんはね  エイミー・クラウス・ローゼンタール/ぶん トム・リヒテンヘルド/え 高橋久美子/やく  (株)マイクロマガジン社

おかあさんはね ときどき かぜに おねがいするの…… ありったけの母の愛と祈りが詰まった、やさしい絵本です。

この本のイメージ 母の愛☆☆☆☆☆ 自己肯定感☆☆☆☆☆ 祈り☆☆☆☆☆

おかあさんはね  エイミー・クラウス・ローゼンタール/ぶん トム・リヒテンヘルド/え 高橋久美子/やく  (株)マイクロマガジン社

<エイミー・クラウス・ローゼンタール>
作家として、子ども向けから大人向けまで幅広い本を執筆する。
主な児童書作品に『スプーンくん』(BL出版)『アヒルだってば!ウサギでしょ!』(サンマーク出版)など。
また、伝記『Encyclopedia of an Ordinary Life』や、自らの著作をもとにした短編映画なども手がける。

<トム・リヒテンヘルド>
アートディレクター・イラストレーター・作家。
大学を卒業後、広告会社勤務を経て、フリーに。2000年に初めての自作絵本「Everything I Know about Pirates」を発表。
邦訳された作品に『アヒルだってば!ウサギでしょ!』(サンマーク出版)『おやすみ、はたらくくるまたち』『よるのきかんしゃ、ゆめのきしゃ』(ひさかたチャイルド)などがある。

<高橋 久美子>
作詞家・作家。愛媛県生まれ。鳴門教育大学卒業後、バンド・チャットモンチーのドラマーとして活躍。
「シャングリラ」「風吹けば恋」など多数作詞。
現在は詩作に限らず、音楽や美術など他分野と言葉のセッションを行い新たな表現の場を広げている。
また、2016年よりNHKラジオ「ごごラジ! 」のパーソナリティーを務める。
著書に、詩画集『太陽は宇宙を飛び出した』(FOIL)エッセイ集『思いつつ、嘆きつつ、走りつつ、』(毎日新聞社)など。

おかあさんはね  エイミー・クラウス・ローゼンタール/ぶん トム・リヒテンヘルド/え 高橋久美子/やく  (株)マイクロマガジン社

 このサイトでは、自己肯定感を高める絵本を定期的にご紹介しています。
 「自己肯定感」とは、最近、話題の言葉ですが、自分自身をまるごと肯定する気持ちです。

 これは、「自己正当化」と混同されがちですが、まったく正反対のもので、自己肯定感が高い人は、他人も肯定できます。

 この自己肯定感は、幼児期にどれだけ肯定されたかで育まれるものです。

 わたしがあなたを好きなのは、「よくいいつけを聞くから」「おりこうだから」「下の子の面倒をみるから」「家のお手伝いをするから」「おとなしくお留守番をするから」「わがままを言わないから」「成績がいいから」「かわいいから」「きれいだから」なのではなく、「あなただから」。

 そんな無条件の肯定━━絶対肯定を親からしてもらえた子どもは、高い自己肯定感をもって成長し、周囲の人々を肯定できるやさしい人間になります。

 しかし、日本人はほめるのも、ほめられるのも苦手です。

 ささいなとき、なんでもないときに、ほめたり、お礼を言ったり……なんでもないときにポジティブなことはなかなか口に出せないもの。そして、ほめられたほうも、なんだか本気に出来なくて、ほめ言葉を素直に受け取れなかったり。

 そんなとき、絵本が力をくれるのです。

 自分の言葉では伝えられない人も、絵本を読んであげることはできますからね。もし、読むことすら照れくさいなら、プレゼントすることならできるはず。

 本日ご紹介するのは、エイミー・クラウス・ローゼンタールの「おかあさんはね」。
 原題は I Wish You More. 初版は2015年。日本での初版は2017年です。
 全米で大ヒットした、絵本界では、たいへん有名な絵本のようです。

 読めば納得。さいごまで読みきらないうちに涙がこぼれそうになります。かといって、お涙ちょうだいのお話ではありません。

 ただ、淡々と、母親がわが子のために願う、日常の「小さな祈り」が書かれているのです。

 「あなたが ないたり せずに きょうも  わらっていられますように」(引用)とか
 「どしゃぶりの あめでも かさが ありますように」(引用)とか。

 この小さな、愛に満ちた祈りがただただ繰り返されるのですが、それだけで胸がいっぱいになってしまいます。
 この絵本は、お母さまがお子さまのために読み聞かせをするのはもちろん、成長したお子さまへのプレゼントにもいいでしょうし、大人の絵本としてもおすすめです。

 お留守番がちなお子さまには、お守り代わりになってくれそう。お母さんお父さんと会える時間が短くても、この絵本が心を伝えてくれるでしょう。

 また、大人の心にもしみるのです。
 成人のお祝いや、就職、結婚祝いなど、独立してゆくわが子へのプレゼントにも。

 どんな立場で読んでも、その人の心の中の母親の声で語りかけてきます。それは、現実の母の声かもしれないし、その人の理想の母親の声かもしれません。

 しかし、いずれにせよ、「母なるもの」の愛に包まれ、体中に愛が満ちている気持ちになります。

 もしかしたら、胎教にもいいかもしれません。この本をお腹の中で聞いて生まれてきた子は幸せな人生を送れそう。
 この絵本の言葉のような、「母の言葉」でいつも心が満たされていたら、人生のどんな荒波が来ても、笑顔で乗り越えてゆけるんじゃないか、そんなふうに思わせてくれるのです。

 挿絵は、アメリカふうの、かわいらしい絵柄なのですが、いろんな場所の、いろんな人種の子どもたちが次々と登場します。無邪気なこどもたちの姿が各ページフルカラーで生き生きと描かれ、そこに姿がないおかあさんたちの祈りの言葉が書かれています。
 つまり、「世界中の子どもたち」にむけた「世界中のおかあさんたち」のメッセージなのです。

 世界は母の愛で満たされている。

 平和で、幸せで、温かい気持ちで満たされる絵本です。

繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)

 ネガティブな要素はまったくありません。母の愛に満ちた、子どもから大人まで、胎教にもおすすめの絵本です。HSPやHSCにはとくにおすすめです。
 親子での読み聞かせはもちろん、大人のなごみ絵本としても。

 くたくたに疲れはてて、どうにも元気が出ないと言うときは、マグカップになみなみ注いだホットミルクに黄金色のハチミツをいれて、両手で抱え込んでゆっくり飲んだあと、この絵本を読んでみてください。

 心がじわじわ復活してきます。

自己肯定感を高める本はほかにも……

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