【うちで過ごそう】【自己肯定感を高める絵本】読み聞かせで、子どもの自己肯定感を高める!大人も読みたい、あなたを肯定してくれるおすすめ絵本ベストセレクト【子どもから大人まで】

2024年3月16日

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大人の和みタイムに! 読み聞かせに! 自己肯定感を高める絵本 おすすめ ベストセレクト10選

今、話題の自己肯定感。それは、欠点も含めて自分自身をまるごと受け入れて肯定すること。人生の荒波を乗り越えてゆくには、自己肯定感が大切です。本日は、幼児期に触れたい、自己肯定感を高める絵本をご紹介。当ブログおすすの十冊です。おうち時間が長い今こそ、親子で絵本タイムを。

大人の和みタイムに! 読み聞かせに! 自己肯定感を高める絵本 おすすめ ベストセレクト10選 

 自己肯定感とは、自分自身のいいところも悪いところも、まるっと全部受け入れて自分を肯定すること。でもこれは、なかなか難しい。なぜかというと、欠点があると自分は不完全だと思ってしまいがちだからです。

 自分が不完全だと思うと、人は、過剰に自己正当化したり、防衛的になります。それは、不完全だと愛されないと思ってしまうから。

 健全な自己肯定感は、幼児期に「まるごと肯定(絶対肯定)された」記憶が育みます。

 「良い子にしているから」「成績がいいから」「家のお手伝いをするから」「おとなしくお留守番するから」「かわいいから」「自慢できるから」好き(条件付きの肯定)なのではなく「あなただから」(絶対肯定)。

 なぜ、その必要があるかと言うと、条件付きの肯定だけで育ってしまうと、成長したときに「成績が落ちたら愛されないかもしれない」「自慢できない子だと愛されないかもしれない」「かわいくないと愛されないかもしれない」と思い込んで、生きづらくなってしまうからです。

 「こうでなければならない」はどこにもなく、欠点があっても、失敗をしても、無条件に自分は受け入れられていると安心できる環境があると、人はのびのびと実力を発揮できるようになります。

 だからと言って、親にとっては、なかなかこれは大変です。間違ったことをしたときは𠮟らないわけにはいきませんし、なんでもないときに無条件に子どもをほめたり、かわいがったりするのは、シャイな日本人には難しいこと。

 そんなときに、力になってくれるのが絵本です。
 口下手な人でも、絵本を読んであげることはできます。説明しにくいことも、絵本がかわりに説明してくれます。

 本日は、巣ごもり期間におすすめの、自己肯定感を高める絵本を10冊ご紹介。
 親子で読むもよし、プレゼントするもよし、そして、大人が自分自身の癒し時間に読むのにもおすすめです。

※第2回も見てくださいね↓

自己肯定感を高める絵本 おすすめ10位   コウペンちゃん   るるてあ/作 株式会社KADOKAWA

 子どもから大人まで、全人類に読んでいただきたいシリーズです。
 Twitterから生まれた、なんでも肯定してくれるコウテイペンギンの赤ちゃん、コウペンちゃん。これは絵本と言うよりミニブックです。
 「通勤」とかの言葉が出てくるので、どちらかと言うと、大人を想定して描かれていたと思うのですが、誰が読んでも心が和みます。
 好きな言葉をカラーコピーして、壁に貼ってもよし、メッセージとしてお弁当やランチの下に置いても。
 コウペンちゃんと、そして心優しい仲間たちの言葉は、いつだって人生に疲れた人たちを癒してくれます。

 どんな人も忘れちゃいけない、コウペンちゃんの名言は「生きててえらい……!」です。忘れないでね!
 ※「コウペンちゃん」のレビューはこちら↓

自己肯定感を高める絵本 おすすめ9位   あなたは せかいのこども まつむらまいこ/作 絵  ほるぷ出版

 赤ちゃんが生まれたとき、三日月が喜んで、赤ちゃんとお母さんに夜空の毛布をかけてあげました。森の木や花や虫たちがたくさんのプレゼントをくれました。陽気な南風が鳥たちを誘い、そして、やがて太陽が昇ってきます。

 世界中があなたを待っていたのよ、あなたは世界の子ども……

 赤ちゃんが生まれたとき、世界がどんなに喜んだかを伝えてくれる、ファンタジックで美しい絵本です。

 ※「あなたは せかいのこども」のレビューはこちら↓

自己肯定感を高める絵本 おすすめ8位   よるくま   酒井駒子/作 絵  偕成社

 働くママと子どものためのバイブル的絵本、「よるくま」。
 ある日、ぼうやはママによるくまの話をします。
 おかあさんがいなくなっちゃったと泣くくまの子のために、ぼうやは夜の街を一緒に探します。ハチミツ屋さん、公園、よるくまの家……。

 おかあさんは、よるくまのために魚を釣っていたのでした。

 母親が家にいないとき何をしているか、子どもたちの食べ物や好きなものを買うお金はどうしているのか、そんなことが、具体的な説明なんて何にも無くても、あふれんばかりの母の愛とともに読む人に伝わる名作です。

 ※「よるくま」のレビューはこちら↓

自己肯定感を高める絵本 おすすめ7位   どんなにきみがすきだか あててごらん   サム・マクブラットニィ/文 アニタ・ジェラーム/絵 小川仁央/訳  評論社

 自分がどんなにでかうさぎのことが好きか、身体いっぱいに表現するちびうさぎ。ところが、いつもいつも、でかうさぎの愛の大きさには叶いません。
 がんばったちびうさぎですが、ついに、くたびれて眠ってしまいました……

 でかうさぎとちびうさぎは、親子のようにも見えるし、きょうだいにも見えるし、友達にも見えます。
 どんな時にも相手を全力で肯定するうさぎたちのやりとりに、思わず顔がほころんでしまいます。

 なにかを、だれかを「全力で好き」と言う、シンプルでパワフルな気持ちを思い出させてくれる名作。
 お子さまへの読み聞かせはもちろん、大切な人へのプレゼントにもおすすめです。

 ※「どんなにきみがすきだかあててごらん」のレビューはこちら↓

自己肯定感を高める絵本 おすすめ6位   しょうぼうじどうしゃ じぷた   渡辺茂男/作 山本忠敬/絵 福音館書店

 消防署にある、ちっちゃなジープを改造した消防車じぷた。
 花形トリオ、はしご車ののっぽさん、高圧車のはんぷくん、救急車のいちもくさんに比べ、じぷたはいつも出番がなく、お留守番の毎日。

 ちいさくて、役立たずに思われていたじぷたでしたが、あるとき、山小屋が火事になり、狭い道はのっぽさんもはんぷくんも登れず、大ピンチ。
 そこでじぷたの出番になるのでした……

 欠点だと思っていたことが、自分だけの武器だったことに気づく。
 自分の足りないところ、嫌だと思っていた部分が、自分にとってかけがえの無い個性であり長所だと気づいたとき、じぷたは大活躍します。内向的な男の子におすすめです。

 ※「しょうぼうじどうしゃじぷた」のレビューはこちら↓

自己肯定感を高める絵本 おすすめ5位  ちびゴリラのちびちび   ルース・ボーンスタイン/作 いわた みみ/訳 ほるぷ出版

 「本の探偵」こと児童文学評論家赤木かん子先生が「この本のラストがどうしてこうなるのか、理解できる人とできない人がいる」と紹介したこともある名作。

 とてもシンプルに「愛とはこういうものだ」と、表現しています。
 ちびちびが森のみんなに愛されたのは、「小さくてかわいかったから」ではなく、「ちびちびだったから」。

 無条件の愛とはどういうものか、それがわかりやすく描かれている絵本です。
 幼児期から、そんなあたたかい気持ちに包まれてほしいなら、ぜひこれを。大人にもおすすめです。

 ※「ちびゴリラのちびちび」のレビューはこちら↓

自己肯定感を高める絵本 おすすめ4位   いつまでも すきで いてくれる?   マーガレット・P・ブリッジズ/文 メリッサ・スウィート/絵 まつかわ まゆみ/訳 評論社

「どんなになっても、ぼくのことが好き?」なかなか聞きにくい子どもならではの質問を、カンガルーのぼうやはど直球でママに投げかけます。

「ぼくが大人になっても?」から始まって、「りんごの木になっても?」「自転車になっちゃっても?」と、無茶振りを続けるぼうや。

 もはや大喜利のようになっても、ママは見事に答えきります。

 ゆかいなやり取りにクスッとしながらも、無限大に広い母の愛を感じる絵本。
 中盤は、大爆笑なのですが、ラストでしみじみ、ほっこりします。男の子にも、女の子にも、大人にもおすすめのかわいい絵本です。

 ※「いつまでも すきで いてくれる?」のレビューはこちら↓

自己肯定感を高める絵本 おすすめ3位   おかあさんはね   エイミー・クラウス・ローゼンタール/ぶん トム・リヒテンヘルド/え 高橋久美子/やく  (株)マイクロマガジン社

 おかあさんは、あなたのためにいつもこんなふうに祈っているのよ、と言うメッセージが、ただ淡々と続きますが読んでいるうちに涙がこぼれてきます。母の、わが子への祈りがいっぱいに詰まってた絵本。

 子どもがいつも幸せで笑顔でありますように、人にやさしくできますように、哀しいときに大丈夫だよと言ってくれる友達がいますように、土砂降りのときも傘がありますように……

 これを読むと、自分の中の「母なるもの」に包まれ、ほっとした気持ちになれます。
 読み聞かせ、プレゼントだけでなく、疲れたときの大人の和み絵本にも、おすすめです。

 ※「おかあさんはね」のレビューはこちら↓

自己肯定感を高める絵本 おすすめ2位  あなたがだいすき   鈴木まもる/作 ポプラ社

 自己肯定感を育む絵本は、圧倒的に海外からの翻訳本が多いのですが、日本にも名作があります。
 これは、鈴木まもる先生がわが子のために作った絵本だそう。

 ただただ、シンプルに、親から子どもへの「好き」と言う気持ちが繰り返される絵本です。
 様々な大きな動物が、小さな赤ちゃんを愛しげに抱きしめる絵が続きます。

 この動物たちは親の心の化身のようでもあり、また、子どもが世界中から愛されてほしいと願う親心の表現にも感じられます。さみしがりやのお子様におすすめです。「あなた」のところをお子さまの名前に置き換えて読み聞かせしても○。

 ※「あなたがだいすき」のレビューはこちら↓

自己肯定感を高める絵本 おすすめ1位    パパとママのたからもの   サム・マクブラットニイ/文 アニタ・ジェラーム/絵 小川仁央/訳 評論社

 子どもの自己肯定感を高める絵本を数多く生み出しているサム・マクブラットニィの絵本。

 同じ日に生まれた、小さなこぐまの三きょうだい。おにいちゃんとおねえちゃんとぼうやです。
 パパとママは、毎晩、こぐまたちに「おやすみ、せかいで いちばん かわいい こぐまたち!」と言います。
 けれど、ある日、こぐまたちは思いました。
 「どうして わかるの?」
 「どうして ぼくたちが せかいで いちばん かわいいって ママにはわかるの?」

 そして、子ぐまたちのどうして攻撃が始まります。「しろいぶちがなくても?」「おとこのこじゃなくても?」「おとなになっちゃっても?」
 どんなふうに答えたかは、ぜひ、手にとってお確かめになってくださいね。パパとママは、全部、見事に答えます。

 下のお子さまが生まれるお兄ちゃんお姉ちゃんに、そして、留守番がちなお子さまに。どんなお子さまにもおすすめできる名作です。

 ※「パパとママのたからもの」のレビューはこちら↓

 なかなか外出できない状態が続きますが、そんなときこそ、家族の絆が深まります。愛情いっぱいの優しい絵本を読んで、どうぞ、リラックスタイムを。大人のなごみ時間に一人で読むのもおすすめです。

自己肯定感を高める絵本セレクション第2回はこちら↓

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