【かげパ】影たちが集まる秘密のパーティ。ちょっぴりこわくてかわいい絵本【4歳 5歳 6歳】

2021年10月8日

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かげパ 富安陽子/作 しまだともみ/絵 ひさかたチャイルド

まどから吹き込む夜の風にひやりと目が覚めたら、ぼくの影が出て行くところだった。今日はかげのパーティ「かげパ」があるらしい。青い月の夜、特別なパーティ、ぼくは一緒に窓から飛び出した……

この本のイメージ どきどき☆☆☆☆☆ ちょっぴりこわい☆☆☆☆☆ ハッピーエンド☆☆☆☆☆

かげパ 富安陽子/作 しまだともみ/絵 ひさかたチャイルド

<富安陽子>
富安 陽子(とみやす ようこ、1959年2月15日~)は、日本の児童文学作家。東京都生まれ。和光大学人文学部卒業。25歳でデビューし、1989年「クヌギ林のザワザワ荘」で日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズで新美南吉児童文学賞、2000年「空へつづく神話」でサンケイ児童出版文化賞を受賞。「やまんば山のモッコたち」はIBBYオナーリスト2002文学作品に選出。2011年、「盆まねき」で第49回野間児童文芸賞、第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。2021年、「さくらの谷」で第52回講談社絵本賞を受賞。(wikipediaより)

<しまだともみ>
1975年栃木県生まれ。多摩美術大学油学科卒業後、フリーのイラストレーターとして雑誌やCDジャケットなどを手がける。パレットクラブスクールでイラストと絵本のコースを受講し、2006年「イーラちゃんといじわるツリー」がタリーズピクチャアワードで最優秀賞を受賞。作曲家うちだえーすけ率いる「イーラちゃん楽団」による読み聞かせコンサートも全国各地で開催中。

かげパ 富安陽子/作 しまだともみ/絵 ひさかたチャイルド

 10月31日はハロウィン。
 ハロウィンは、もともと「サウィン」と言うケルトのお祭りが起源です。

 陽がだんだん短くなり、暗闇の季節に入る日、この世と霊界との間に目に見えない「門」が開き、この両方の世界の間で自由に行き来が可能となると信じられていました。

 日本の「お彼岸」と似ています。

 ケルトと言うと、アイルランドとか、とても遠い国のイメージですが、掘り起こしてみると、日本と共通点が多いのでした。
 そんなハロウィンですから、日本でも楽しく過ごしていいんじゃないかと思います。

 本日は、ハロウィンシーズンにおすすめの絵本をご紹介。

 「シノダ!」シリーズや「天と地の方程式」でおなじみの富安陽子先生の「かげパ」です。

 ストーリーは……

 青い月の夜、夜中に目が醒めた「ぼく」は、僕の影が窓から出て行こうとしているのに気がつきました。
 今夜は、影たちのパーティ、「かげパ」の夜なのです。

 好奇心いっぱいの「ぼく」は、「ぼくの影」に連れられて「かげパ」に遊びに行きます。

 青い月は影たちの国への入り口。そこをぬけて影たちの国へ行くと、世界中の影たちが集まって楽しいパーティーをしていました……

 ……と、いうのがあらすじ。

 「こ、これは怖い話じゃないのかしら?」と読みながら、どきどきしてしまいましたが、ハッピーエンドでした!
 いやあ、よかった、よかった。

 とても、かわいらしいお話なんです。

 小さな子どもにとって、影って不思議な存在。どうしていつも自分が動くのと同じ形に動くんだろ、どうしていつも自分にくっついてるんだろ、そして、自分がねむっているあいだ、自分の影はどうしているかしら、そんな想像に答えてくれるファンタジー。

 巻末には、富安先生作詞、うちだえーすけ先生作曲の「かげパのうた」の楽譜が掲載されています。ひさかたチャイルドさまのサイトでこの曲を聴くことができますが、すっごくおしゃれでかっこいい歌。それに、楽しそう。

 ハロウィンシーズンにぴったりの絵本だと思います。

 おばけとかはいっさい出てこないのですが、とても不思議で、ちょっぴりオカルトな雰囲気。でも、明るく楽しいお話なので安心です。これで怖かったら、ご紹介していなかったと思うんですが(このサイトのコンセプト的に……)あかるくかわいい絵本なので、どしどしおすすめできます。

 これからは、影が長く育ってゆく季節に入ります。

 不思議なことに興味をもちはじめたお子さまにおすすめです。

繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)

 ちょっぴり怖そうなイメージがありますが、安心してください。明るく楽しいハッピーエンドです。
 影に興味をもちはじめたお年頃のお子さまに。
 そして、ハロウィンシーズンのプレゼントにおすすめです。

 読後は、この季節限定のかぼちゃのお菓子などで、ティータイムを。

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