【おちばのねどこでおやすみなさい】冬支度をしてねむりにつく森の動物たち。寝る前にぴったりのほのぼの絵本【3歳 4歳 5歳 6歳】

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おちばのねどこでおやすみなさい カレン・ジェイムソン/文 マルク・ブタヴァン/絵 石津ちひろ/訳

赤いながぐつのかわいい女の子が、愛犬と一緒に森を散歩します。もうすぐ冬。冬支度をすませた森の動物たちは、落ち葉のねどこで冬の眠りにつこうとしています……

この本のイメージ おやすみ前の読み聞かせ☆☆☆☆☆ ほのぼの☆☆☆☆☆ 動物大好き☆☆☆☆☆

おちばのねどこでおやすみなさい カレン・ジェイムソン/文 マルク・ブタヴァン/絵 石津ちひろ/訳

<カレン・ジェイムソン>
児童文学作家、詩人、教師。読書推進活動にもたずさわっている。アメリカ、カリフォルニア州在住。

<マルク・ブタヴァン>
絵本作家、イラストレーター。児童書をはじめ、広告やゲームなど、さまざまな分野のイラストを手がけている。主な作品に「いちにちで いいから」(フレーベル館)、「りすのエドモン つきよのパーティー」「ポルカとオルタンスのだいぼうけん」(共にロクリン社)などがある。フランス、パリ在住。

<石津ちひろ>
絵本作家、翻訳家、詩人。「なぞなぞのたび」(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、「あしたうちにねこがくるの」(講談社)で日本絵本賞を受賞。翻訳を担当した「おばあちゃんと バスにのって」(鈴木出版)で産経児童出版文化賞翻訳作品賞を受賞。主な訳書に「もりのおくの クリスマスツリー」(ほるぷ出版)、「あおのじかん」(岩波書店)などがある。

おちばのねどこでおやすみなさい カレン・ジェイムソン/文 マルク・ブタヴァン/絵 石津ちひろ/訳

 いい睡眠とってますか?
 眠れないときは、どうしていますか?

 ストレスの多い昨今、なかなか眠れないという方も多いようです。
 でも、元気に日常を送るためには、睡眠がいちばん大事。

 わたしは、カモミールやミントのミルクティーを飲むのが好きです。たまーにハチミツもいれます。
 ミルクといっても、わたしは豆乳のほうがすきなのですが、牛乳でつくったカモミールミルクやミントミルクのほうが、眠りに誘う力は強いみたいです。

 寝る前は、お風呂にゆっくり入ったり、ハーブティーを飲んだり、読書したりして静かにすごしたいもの。
 パソコンやスマートフォンなどの液晶を見ていると、脳が活性化して眠れなくなります。

 本を読んでいると眠くなる人が多いように、読書にはリラックス効果があるので、寝る前だけは紙の本やオーディオブックがおすすめ。絵本は、子どもから大人まで、全年齢に有効な睡眠導入グッズです。

 絵本って、子どもの知育や情操教育のほかに、「指しゃぶり」など生活習慣を矯正するための本や、子どもをすんなり寝かしつけるための本など、実用的で生活に根ざしたものもあります。

 子どもですから「指しゃぶりはやめなさい」とか「早く寝なさい」とか言っても、その通りにはならないので、物語の力を借りるわけですが、そういった絵本にこそ高いクオリティが必要なのも確か。子ども相手だからこそ、ごまかしがききません。

 本日、ご紹介する「おちばのねどこでおやすみなさい」は、お休み前、寝かしつけの読み聞かせにぴったりの絵本。原題はWOODLAND DREAMS.初版は2020年。日本語版初版は2021年9月です。

 寝る前って、いちばん脳にイメージが入りやすいときですから、幸せ気分な絵本がいいですよね。

 お話は……

 どこかの森で。
 赤い長靴の女の子が、黒い愛犬と一緒にスケッチブックを片手に森をお散歩します。

 もうすっかり秋。もうすぐ冬です。
 森の動物たちは、冬支度を終え、落ち葉の寝床で眠りについています。

 くまさん、へらじかさん、こじかさん、うさぎさん……鮭さん、カメさん、きつつきさん……

 森の生き物たちの眠りを見届けながら、女の子が熱心に生き物たちの絵を描いています。

 森をぐるりと歩いて、もどってきたら、お父さんが手を振っています。屋根裏部屋で、ぐっすりと眠りにつく女の子。
 森のやさしさにつつまれて、おやすみなさい。

 ……と、いうのがあらすじ。

 かわいい動物たちが、みんな気持ちよさそうにすやすや眠っている絵本なので、こちらも幸せ気分になってきちゃいます。

 ただ、この森には、熊やヘラジカがいて、川には鮭が上ってくるのに、森にはハチドリがいるというファンタジーワールド。いったい、どこなんでしょうか。

 それとも、この不思議な女の子は、実はお散歩しながら地球一周している、冬を呼ぶ精霊の子なのかしら。
 ほのぼのとした、ちょっぴりファンタジー感のある物語です。

 寝る前の読み聞かせは、親子の最高のコミュニケーションタイム。
 眠る前に見たり聞いたりしたことは、ふだんよりずっと頭と心に刻み込まれますから、お母さんやお父さんの愛情あふれる声で絵本を読んでもらう時間は、短くても何より幸せな時間です。

 大人のほうは、疲れていると「早く寝てくれないかな~」と焦ってしまいがちですが、読んでいるうちに大人も子どもも一緒に眠くなってしまうような絵本なら、そんなときの心強い味方です。

 そして、これは、大人のなごみ本としてもおすすめ。
 疲れたときに、すやすや幸せそうに眠っている動物たちの絵をながめながら、ぱらぱらとページをめくっているだけでリラックスしてきます。ストレスと緊張で目がギンギンに冴えてどうしても眠れないときは、自分のために自分で読み聞かせしてみるのも、ざわざわした心を落ち着かせるのにいいですよ。

 不安や心配事いっぱいで落ち着かないときは、絵本のひとり朗読を。こども相手の読み聞かせだけでなく、自分の心を落ち着かせるための自分自身への読み聞かせも、なごみ時間におすすめです。不思議と心が落ち着いてくるんです。

 眠っている動物たちが目を閉じているのに表情ゆたかでかわいらしく、また、少女が絵を描いているという設定で、さいごに彼女の描いた動物たちの絵のシーンで終わるので、読み終えると絵がかきたくなります。

 幸せ気分でリラックスして、創作意欲もかきたててくれる、かわいい絵本です。動物好き、絵が好き、そしてなかなか寝付かれない内向的なお子さまにおすすめの絵本。

 秋の夜長、お風呂あがりのリラックスタイムにぜひどうぞ。

繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)

 おすすめです。いつも緊張状態にあるHSPやHSCが、気持ちよく眠りにつくサポートをしてくれる絵本です。お風呂上りに、ハーブティーを飲みながら読んでみてはどうでしょう。

 お子様への読み聞かせだけでなく、疲れた大人のなごみ絵本としても。
 お絵かきしている女の子がとても幸せそうなので、スケッチブックとクレヨンや色鉛筆、パステルを用意しておくといいかも。翌日には絵が描きたくなっているかもしれません。

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