【ねずみのリンのフィギュアスケート】かわいいねずみさんたちのスケートショー。スケートが大好きなお子さまにおすすめの絵本【4歳 5歳 6歳】

2024年3月19日

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ねずみのリンのフィギュアスケート 松本春野/作 文渓堂 

「ああ、はやくすべりたいな」。お山のスケートショーに招待されたリンは、フィギュアスケートのチャンピオン。靴や衣装を準備して、これから、ショーにむかいます。リンは上手にすべれるでしょうか……

この本のイメージ 動物ファンタジー☆☆☆☆☆ フィギュアスケート☆☆☆☆☆ かわいい☆☆☆☆☆

ねずみのリンのフィギュアスケート 松本春野/作 文渓堂 

<松本春野>
松本 春野(まつもと はるの、1984年 ~ )は、日本の絵本作家。祖母は日本の画家・絵本作家のいわさきちひろ。1984年生まれ。ちひろ美術館・東京で生まれ育つ。2006年多摩美術大学油画科卒業。多摩美術大学在学中にロンドンに留学、ヨーロッパに住む絵本作家たちを訪ね刺激を受ける。 現在、子どもの本や雑誌を中心に活動中。

ねずみのリンのフィギュアスケート 松本春野/作 文渓堂 

<いつものスケトーク。邪魔な場合はスクロールしてね>
 フィギュアスケートNHK杯に出場したみなさま、おつかれさまでした!
 宇野昌磨選手、坂本花織選手、優勝おめでとうございます!そして、三浦・木原ペア、銅メダルおめでどうございます!

 羽生選手と紀平選手という大物選手が二人揃って怪我で欠場という状態で、どうなることかと思っていましたが、ふたを開けてみたら、男女アベック優勝。しかもペアは銅メダルと、めでたいことだらけ。すばらしい結果となりました。

 ペアの三浦・木原組!銅メダルおめでとうございます!なんてすばらしい!
 もしかして、ファイナルですか? グランプリファイナル出場ですか? 鬼検索したんですけど、まだ決定ではないようです。もし、グランプリファイナル出場となれば、史上初。日本フィギュアスケートのペアがここまで来るなんて、感慨無量ですね。
 川原泉先生、日本はやりましたよ! (どこへ向かって叫んでいるのだ、この老オタクは……)

 魅惑のアイスダンス。
 小松原組の上品で優雅な演技がすばらしい。とくに「SAYURI」は惹きこまれました。様々な事情でコーチと一緒に練習できないなかでの出場とのこと。感動です。
 村元・高橋組。しょっぱなの「ソーラン節」で度肝を抜かれました。
 一年間でこんなに上達するなんて、やはり、世界のトップを獲った人は違う。これは、やはりインパクト勝ちだったのではないでしょうか。
 とある、プロバレエダンサーさんのYouTubeで、「高橋選手はデミキャラクターソリスト的魅力」と評されていましたが、リンクに立つと謎のオーラがあります。一緒にいる村元選手も、いつのまにかこの謎オーラを発するようになり、目に見えない光線が全身からいっぱい出ていました。すごい。(小並感)

 坂本選手、四回転三回転半全盛のこの時代に、三回転ジャンプで切り込んで優勝、というのが頼もしい。もうね、坂本選手の三回転-三回転は、跳んだ瞬間に「ひえぇっ」って変な声が出るくらいダイナミックでした。豪快なジャンプと情緒的な表現力、本人はおきゃんな性格という、ギャップ萌え満載の魅力。応援しています。
 河辺愛菜選手、銀メダルおめでとうございます。すばらしいトリプルアクセル。そして、すばらしいショートプログラム。まだまだ点の上積みが期待できるところが楽しみです。
 松生理乃選手、清らかでのびのびとした演技、笑顔もかわいい。少し悔しい部分もあったと思いますが素敵でした。今後も期待しています。

  宇野昌磨選手、優勝おめでとうございます! ショートもフリーもまだまだ点の上積みが期待できるところが、本当にすばらしい。今シーズンは手や身体の動きが洗練されて美しくなっており、表現力がぐんと上がっています。ステファン先生の美意識が乗り移ったよう。キスアンドクライの一生懸命な会話もなんだかほほえましいです。
 山本選手も健闘しました。昔は、笑うと目が細くなっちゃう、かわいらしい少年だったのに、すっかり水島新司先生のクールキャラみたいな眼光鋭いかっこいい人になりました。(←たとえが古いしマニアックすぎるよ) いつかまた、山本選手のポエタが見たいです。
 三浦佳生選手、ぎゅーんと滑ってきてバッと跳ぶ、漫画ならでっかい擬音が入るような演技でした。この大舞台で四回転ばんばん決めて頼もしい。少年らしさも残る三浦選手らしいハイスピードポエタ。ステファン先生の前で演技できてよかったですね。

<本日の絵本のご紹介はここから>

 と、言うわけで(どういうわけだ)本日ご紹介する絵本は、「ねずみのリンのフィギュアスケート」です。(前置きが長すぎる……!)

 そのものずばり、フィギュアスケートがテーマになった絵本なので、フィギュア好きのお子さまは必読。

 ストーリーは……

 ねずみのリンは、フィギュアスケートのチャンピオン。今日は、お山のアイススケートショーに招待されています。楽しみでうきうきのリン。
 でも、その前に、靴屋さんや仕立て屋さん、美容院にもいかなくちゃ……

 ところが、あわてたリンは転んで衣装をだめにしてしまいます。そのとき、動物たちが助けてくれて……

 さて、リンは、ショーで上手に滑れるかな?

 ……と、いうのがあらすじ。

 お話は単純なのですが、スケートをするためには、様々な人の協力が必要で、たくさんの人の支えで素敵なショーが行われていることを丁寧に描いており、また、アクシデントや障害にもアイディアと勇気で乗り切るところなど、ストーリーも子どもにとって学ぶことが多い内容となっています。

 それに、絵がとても愛らしく、ねずみとしてのかわいさもありながら、フィギュアスケートのポーズなどが、かなり正確に描かれているのもすばらしい。

 アラベスクやイナバウワーなどきちんと描かれており、ジャンプしているときの空中姿勢などは、かなりリアル。でも、かわいいんです。

 動物ファンタジーでは、この「動物らしさ」と「人間らしさ」のさじ加減がほんとうに難しいのです。動物に手足の長い人間らしいポーズをとらせると、とたんに妖怪じみた不気味な絵になってしまうことが往々にしてあるのですが、松本先生の絵は、このあたりが絶妙に上手い。さすがだと思います。

 すべてがひらがなとカタカナだけなので、五十音が読めれば、一人でも読めますし、この季節の読み聞かせにも。フィギュアスケート大好きなお子さまに、またフィギュア大好きなお母さまに、おすすめしたい一冊です。

繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)

 ネガティブな要素はありません。かわいくて、ほのぼのとしたお話です。フィギュアスケートのシーンがポーズなどかなりリアルで、愛を感じます。

 スケート好きなお子さまへのプレゼントに。スケートをしたくなる、ショーを見に行きたくなる絵本です。

 

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