【ピーターラビット展】世田谷美術館「出版120周年ピーターラビット展」に行ってきました。【おでかけレポート】

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出版120周年ピーターラビット展

 6月19日までの世田谷美術館の「出版120周年ピーターラビット展」。かなり遅くなってしまいましたが、滑り込みで行ってまいりました。すごくいい展覧会だったので、個人的にレポートします。

「出版120周年ピーターラビット展」に行ってきました。

出版120周年ピーターラビット展

 ビアトリクス・ポターの直筆画が多数展示されているこの展覧会。120年前の絵や手紙が、きちんと保存され、現代のわたしたちが目にすることができるのはとても幸せ。

 この貴重な機会を逃す手はありません。でも、ぼやぼやしていたら、もうすぐ終わっちゃう!あわてて出かける出不精なわたし……

 世田谷美術館は、緑に囲まれた美しいところ。広い駐車場もあります。

 緑の中をてくてく歩いてゆくと、美術館に到着。

 展覧会の音声ガイドは俳優でシンガーソングライターの松下洸平さん。音声ガイドってあまり使ったことがないのですが、どうなのかしら……と思いつつ、今回は全部体験しようと思い、機材をレンタル。

出版120周年ピーターラビット展

 展示物を見ながら番号を入力してガイドを楽しみます。解説をただ読み上げるのではなく、感情のこもった語りで、ピーターへの愛を語ってくれます。ああ、これ、「音声解説」じゃないんですね。どちらかというと、趣味の合うお友だちと一緒に、推しについて語り合う感じです。

 展示物は基本、撮影禁止なのですが、ところどころに記念撮影できるスポットがあって、そこだけは写真が撮影できました。


 ビアトリクス・ポターの関連物などは撮影できませんが、この展覧会用に作られたオブジェなどが撮影可能のようです。

 

 展示物は、想像以上に豊富で、「ピーター・ラビットのおはなし」のきっかけになった、男の子への絵入りの手紙や、ポターが飼っていたうさぎのスケッチ、はじめて描いたとされるグリーティングカードなど、ピーター・ラビットの絵本の原稿以外も盛りだくさん。

出版120周年ピーターラビット展

 

 飼っていたうさぎを「パートナー」と呼び、かわいい表情をいくつもスケッチしていた様子など、今のSNSでうさぎ愛、ねこ愛を炸裂させている方々となんらかわらないというか、むしろ偉大なる始祖、元祖。

 挿絵のピーターはどの表情もかわいいなあ……と、いつも思っていたのですが、いちばんかわいかったのは、この飼いうさぎのスケッチでした。120年の時を経ても伝わる、あふれるうさぎ愛。

 ほかにも出版社とやりとりした書簡や、最初に出版された自費出版本、その後の初版本など、見たかったものは全部見られて大満足。

 ポターがこだわった、絵本の大きさというか小ささ、子どもの手におさまって、読みやすいだろうと配慮されたサイズも確かめることが出来ました。ほんとうにかわいいサイズ。

 そして、正式に出版された絵本の表紙の重厚さ、豪華さ。むやみなかわいらしさや子どもっぽさは無く、上品なのです。

 そうそう、ハロッズデパートで勝手に売られていて、出来栄えがかわいくないのでポターが激怒したと言う、ドイツ製のピーターのぬいぐるみも展示されていました。た、確かにぜんぜん似ていない……。

 ポターは自分で布を裁断して、ぬいぐるみを作っていたと言うので、とにかく許せなかったのでしょうね。挿絵の素晴らしさをみても、ポターは立体を捕らえる力がすぐれているのだとわかります。

 絵の前には足止めが無く、近づいてゆっくり楽しむことができます。松下洸平さんの音声ガイドも時々止めたり巻き戻したりして、自分のペースで聞きながら歩くと、楽しさも倍増。ピーターラビットに詳しいディープなお友だちにあれこれ教えてもらいながら見ている気分で楽しめました。

 たくさんの絵と資料、展示物と楽しい解説を聞いて、たっぷり楽しんだ展示会。世田谷美術館さま、こんなすばらしい展覧会を開催してくださって本当にありがとうございました。

 世田谷美術館の学芸員さんのブログを読むと、見どころ解説もあり、より楽しめます。
 最初の展示の壁は、「グロースターの仕立て屋」の初版装丁で使われた布地と同じものを使用しているそうですよ。感動!

 同じものを見ることができるのも感動ですが、同じ布地がまだ手に入るのがすごいですね。さすが、イギリス……。

 「出版120周年ピーターラビット展」は、明日19日までです。まだの方はぜひどうぞ!

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