【だれだれ?ハロウィン】ハロウィンシーズンに!小さなお子さまのための、かわいい絵本です。【2歳 3歳 4歳】

2024年3月30日

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だれだれ?ハロウィン  えがしらみちこ/文 絵  白泉社

きょうはハロウィンです。ふうちゃんのおうちに、おともだちがあそびにきましたよ……。まじょさんやにんじゃさん、おばけさん。だれがかそうしているのかな?……読み聞かせにぴったりの、可愛らしい絵本です。

この本のイメージ ハロウィン☆☆☆☆☆ 動物の特徴☆☆☆☆☆ 答え合わせ☆☆☆☆☆

だれだれ?ハロウィン  えがしらみちこ/文 絵  白泉社

<えがしらみちこ>
1978年福岡県生まれ。絵本作家、イラストレーター、絵本専門店「えほんやさん」代表(静岡県三島市)。主な絵本に「なきごえバス」(白泉社、「MOE絵本屋さん大賞2016」パパママ賞第1位)など。子どもが見せる一瞬の表情を水彩画でみずみずしく切り取る画風に、ファンが多い。

 かわいいハロウィンの絵本のご紹介です。初版は2020年。

 ハロウィンはケルトの「サウィン」を起源にした風習ですが、にぎやかに仮装して子どもたちがお菓子をもらいに近所をたずねる「トリック・オア・トリート」の文化は、アメリカからやってきました。

 なので、ハロウィンの絵本には翻訳ものが多いのですが、日本人が主人公の、日本のハロウィンの絵本があってもいいのでは、とえがしら先生がお描きになられたようです。(インタビューより)

 主人公は、ふうちゃん。ふうちゃんの家に、仮装したお客様が次々と現れます。魔女に仮装したぶたさん。忍者に仮装したきつねさん、おばけに仮装したりすさんなどなど……

 それぞれ、衣装からちょっとだけからだの一部が見えていて、そこから「これは誰かな?」と仮装している動物をあてる絵本です。

 一部から全体を推理する楽しさがある幼児用の絵本で、だいたい、2歳くらいから読み聞かせで楽しめます。サイズも、17.7 x 0.8 x 17.7 cmと小さめ。絵本を楽しみ始めたばかりの、小さなお子さまが持ち運びのしやすいサイズです。

 字はすべてひらがなとカタカナなので、50音がわかればひとり読みもできます。

 水彩画が多いえがしら先生ですが、今回はポップなアクリル画。これが、カラフルなハロウィンパーティーにぴったりで、楽しそうな雰囲気が伝わってきます。

 こんな楽しそうなハロウィンだから、もうひとり、「お客様」も混じってて……と、いうのがオチ。

 これこれ、この「コワかわいい」「コワ楽しい」と言うのも、子ども向け絵本の魅力。
まだまだ、未知のものや怖いものだらけの子どもの生活には、こんなふうに怖いものを面白くしてくれる絵本はとても大切なのです。

 とっても単純なお話ですが、「仮装する楽しさ」「おいしそうなお菓子」「みんなで遊ぶ楽しさ」「コワいものは面白い」など、小さな子にとっては大切なことがいっぱい。

 「次のお客様は誰かな~」と親子で読み聞かせをするのも楽しい絵本です。

 これから字をおぼえようとする年頃のお子さま、動物に興味を持ち始めたお子さまにおすすめです。ハロウィンシーズンにぜひどうぞ。

繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)

 ネガティブな要素はありません。動物の一部の特徴から全体を想像する絵本なので、小さなお子さまの想像力を育てます。また、「おきゃくさま」は動物たちなので、動物図鑑や動物の絵本などへと横展開の興味も期待できます。

 好奇心旺盛で、動物が好きなお子さまに。

 かわいいお菓子がたくさん登場するので、読後はハロウィンのお菓子とお茶でティータイムを。

 

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