魔法の本棚

2020年4月5日

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あなたは本が好きですか?

わたしは、本が大好きです。でも、ものすごく読書家というわけではありません。実はその逆。ここ15年近く、忙しさを言い訳にして、ずっと本を読んでいませんでした。

ところが、数年前、体調を崩して寝込んでから、一時期、本気で「本を読めなくなって」しまったことがあるんです。そのときのことは、説明するのは難しいんですけど、何度読んでも目が滑ってしまって、長い文章が読めなくなってしまったんです。

それは、さいわいにして一時的な症状で、すぐにまた読めるようになったのですが、わたしの人生観を変えるには充分な事件でした。わたしは、それまで「忙しい、忙しい」と言いながら、本を読むことを後回しにしてきたことを心底悔いました。

このまま、一生本が読めないままだったらどうしよう……

あの本もこの本も、まだ読んでいないのに……

本なんていつでも読めると思っていたけれど・・・

「いつでも」なんて、人生にはない。したいと思ったら、今やらなくちゃ!

そう思って、それから、読書の時間は無理をしてでも作ろうと思って読んでいます。このサイトでは、そんなわたしの読書報告をしていきます。

人生の中で「なんとしてでもやりたいこと」が読書だなんて変な奴だな、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。正直、読書を「暇なときにすること」と思っていらっしゃる方もいますよね。でも、読書をずっと後回しにしてきたわたしにとって、もう読書はこれ以上後に回せないものなんです。

学者や研究者ではないので、わたしの読書は完全に趣味です。この、「趣味の読書」にここまで未練があって、「やり残した」感があるって、なかなかご理解いただけないと思うのですが、世の中、いろんな人がいると思うので、わたしみたいな人が一人くらいいてもいいですよね!(開き直り)

そのうえ、大層な本は読まないと思うので!(をい)そんなに意識高いブログにはならないとは思うんですが、でも、読んでくださる方々のお役に立ちたい気持ちは、あふれんばかりにあります!

ぶっちゃけ、他人の読書日記なんてつまらないって方もいらっしゃると思うんです。なので、できるかぎり、読んでくださる方々のために有益な情報を提供したいと思います。 そして、ご一緒に読書の楽しさを分かち合いましょう。

本を読むって、もっと気軽なこと

教養が身につかなくちゃ。とか、成績や仕事に役立てなくちゃ。とか、何か利益を生まなくちゃ。とか、そんなこととは関係なく、本を読むのは「楽しいこと」。ですよね?!

楽しいことなのに、ずっと「すべきこと」とか「しなきゃいけないこと」のために、後回しにしてきた読書。でも、いまは開き直って「あなたがそんなの読んでどうするの」って言われそうな本もバンバン読んでいますよ!

ただ「読みたいから」。

興味のままに手を伸ばして、難しくて理解できなくて放り出してしまった本もあるし、面白くて何度も読んだ本もあるし、子供の頃に読んですっっっかり忘れてしまって読み直した本もあります。

どの読書も楽しいのです。

このブログでは、そんな「お気楽」読書の記録をみなさまと共有したいと思います。

このサイトの使い方

このサイトは、書評をメインにしたサイトです。また、5人に1人存在する、「ひといちばい敏感な人」HSP、HSCのためのブックガイドでもあります。

このサイトで紹介される本のジャンル

  • 児童文学
  • 絵本
  • レシピ本
  • 幼児教育
  • HSP,HSC関係
  • 内向型の人向けの本

このサイトで紹介する本の特徴と目的

  • 基本的にハッピーエンド。バッドエンドやデッドエンドは紹介しない。
  • 流血シーンや暴力シーンが少ない。(ある場合は「繊細な方へ」の項目でコメントとして説明)
  • 文章が平易で読みやすい本。
  • 読者が幸せになることを祈っている、願いにあふれた本
  • 学習の助けになる本
  • 心が癒される、または救われる本
  • 日常がちょっと幸せに、豊かになる本

激しいネタバレはしないように心がけていますが、ストーリーに関る情報は何も知りたくない人のために、冒頭で「本のイメージ」を☆であらわしています。

その下のコラムでは、ストーリーのエッセンスをご紹介しています。本をお子様やお年寄り、入院中の方などにプレゼント、ないし差し入れされる方は参考になさってください。

【うさぎのくれたバレエシューズ】桜の季節にぴったり。幻想的なファンタジー絵本。【4歳 5歳 6歳 7歳】

バレエ教室に通い始めて5年もたつのに、その女の子はおどりが上手になりませんでした。それなのに、音楽がなればおどりたくてたまらなくなるのですから、これはどうしたことでしょう…… (うさぎのくれたバレエシューズ   安房直子 […]

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【ぼくはアフリカにすむキリンといいます】見たこともない友だちに会いに行く!とぼけた動物ファンタジー【小学校低学年以上】

アフリカにすむ一頭の退屈なキリンが、手紙を書きました。配達するのは退屈なペリカン。「地平線のむこうでさいしょにであった動物」あてに…… (ぼくはアフリカにすむキリンといいます  岩佐めぐみ/作 高畠純/絵 偕成社) この […]

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【つきのこうえん】月の夜の不思議な体験。美しい夜の世界のファンタジー絵本。【4歳 5歳 6歳】

るなちゃんは寝る前におかあさんに本を読んでもらうのが大好き。だけど、今日はおかあさんはなかなか来てくれません…… (つきのこうえん 竹下文子/作 島野雫/絵 パイインターナショナル) この本のイメージ ファンタジー☆☆☆ […]

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【喫茶「るぽ」訪問記】「仮面ライダークウガ」や「ご注文はうさぎですか?」「相棒」の聖地、喫茶「るぽ」が閉店と聞いておでかけしました。【おでかけレポート】

すでに数々のブログやネットニュースで紹介されていますが「仮面ライダークウガ」や「ご注文はうさぎですか?」「相棒」など数々の作品に登場し地元でも愛されてきた老舗純喫茶「るぽ」が残念ながら今月末で閉店します。今では珍しい、美 […]

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【パセリ伝説】すれ違うふたりの想いと哀しい別れ。乙女チック貴種流離譚第8巻。【水の国の少女】【小学校中学年以上】

ようやく再会した母を失ったパセリは、母を埋葬するために母国に向かうがその惨状に衝撃を受ける。怒りに燃えるパセリとパセリからすべてを奪おうとするミモザ。二人の運命は…… (パセリ伝説 ~水の国の少女~ memory8  倉 […]

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【おべんとうをたべたのはだあれ】女の子のおべんとうを食べたのは?春にぴったりのほのぼのファンタジー絵本【4歳 5歳 6歳】

小さな女の子が森へ出かけました。かごを下げておべんとうを持って、のいちごをつみに行くのです。夢中でつんでお昼になって女の子がおべんとうを食べようとしたら…… (おべんとうをたべたのはだあれ 神沢利子/作 柿本幸造/絵 ひ […]

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【まほうのレシピ】アマプラビデオの名作ドラマシリーズの原作第二巻。魔法のレシピの謎にせまる。【過去から来た魔女】【小学校高学年以上】

魔法のレシピ本で不思議な料理をつくる「料理クラブ」を作ったケリー、ダービー、ハンナ。でも、ある日レシピ本の秘密を意地悪なシャーロットに知られて…… (まほうのレシピ 過去から来た魔女  シンディ・キャラハン/作 林啓恵/ […]

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【ルルとララ】サンドイッチをつくってみよう!ふつうなのに特別な、素敵なお菓子【ルルとララのアニバーサリー・サンド】【小学校低学年以上】

冬はおわったけれど、まだ春とはいえないころのこと。森はお休みの日の遊園地のようにひっそりとしていました。森のみんなはなにかワクワクすることがおきないかと考えていたのです…… (ルルとララのアニバーサリー・サンド あんびる […]

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【もしかしたら】あなたには無限の可能性がある。どこまでも羽ばたける力を信じられるメッセージ絵本。【4歳 5歳 6歳】【子どもから大人まで】

なぜ じぶんがここにいるか かんがえてみたことはある? これまでも、これからも、あなたはかけがえのない ただひとりのひと…… 自分の可能性を信じる、希望に満ちたメッセージ絵本。(もしかしたら  わたしたちがもっているどこ […]

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【ぼくのこころがうたいだす!】可能性をあきらめない!想像する力が未来を創る絵本。【4歳 5歳 6歳】

アーロンは物語が大好き。本を読んでもらう時間は彼にとって大切な時間でした。アーロンは物語を創りたいと思いました。物語をつくるためには、たくさんの物語を読む必要がありましたが…… (ぼくのこころがうたいだす! アンドレア・ […]

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Posted by kagurat