【黒魔女さんが通る!! 2】大人気オカルトコメディ第二弾。新キャラ続々【チョコ、空を飛ぶの巻】【小学校中学年以上】

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黒魔女さんが通る!! 2  チョコ、空を飛ぶの巻  石崎洋司/作 藤田香/絵  講談社青い鳥文庫

間違ってインストラクター魔女ギュービッドを呼び出してしまったチョコは、今日も強制的に黒魔女修行。黒魔女だとバレないように気を付けながら五年一組に巻き起こる事件を解決できるのか? ( 黒魔女さんが通る!! 2  チョコ、空を飛ぶの巻  石崎洋司/作 藤田香/絵  講談社青い鳥文庫)

この本のイメージ オカルトコメディー☆☆☆☆☆ 抱腹絶倒☆☆☆☆☆ 愉快痛快☆☆☆☆☆

黒魔女さんが通る!! 2  チョコ、空を飛ぶの巻  石崎洋司/作 藤田香/絵  講談社青い鳥文庫

<石崎洋司>
東京都生まれ。慶応大学経済学部卒業後、出版社に勤め、「ハデル聖戦記」でデビュー。「世界の果ての魔女学校」(講談社)で野間児童文芸賞、日本文芸家協会賞受賞。主な著書に、「黒魔女さんが通る!!」シリーズ(講談社青い鳥文庫)、「チェーン・メール」(講談社)、「マジカル少女レイナ」シリーズ(フォア文庫)ほか多数。翻訳の仕事に「クロックワークスリー マコーリー公園の秘密と3つの宝物」(講談社)、「少年弁護士セオの事件簿」シリーズ(岩崎書店)などがある。

<藤田香>
関西出身。水瓶座のB型。書籍、雑誌、ゲームなどのイラストで幅広く活躍中。おもな本の挿絵に「リトルプリンセス-小公女-」、「若草物語」シリーズ、「黒魔女さんが通る!!」シリーズほか多数。画集に「Fs5」がある。

 大人気のオカルトコメディーシリーズ。本編は完結しているようです。第二巻「黒魔女さんが通る!! 2  チョコ、空を飛ぶの巻」の初版は2005年。
 お話は第一巻から完全にづいているので、ご興味を持たれた方はまずは「黒魔女さんが通る!! チョコ、デビューするの巻」からお読みください。

 「黒魔女さんが通る!! チョコ、デビューするの巻」のレビューはこちら

 今回のお話は……

  第一話 サイクリングです! 黒魔女さん
  第二話 黒魔女さんのネコネコ大騒動
  第三話 黒魔女さん、大いにモテる

 の三本です。

 なつかしいお話ですが小学生の時の二大ハードルって、「逆上がり」と「自転車」だった気がします。

 あれ、どっちも何度もやっているといきなり「ひょい」っとできるようになるんですよね。あれはなんなんだろう。練習しているときは永遠にできないんじゃないかと思えるのに。

 逆上がりはともかく、自転車は乗れるようになるとぐんと活動範囲が広がります。
 その恩恵は大人になっても長く続くので、自転車の練習って本当に大事だなとしみじみと考えてしまいました。

 今回は、新キャラが続々登場、それぞれが個性を爆発させつつ、五年一組の事件をかき回します。

 このシリーズの特徴は、それぞれのキャラクターに欠点がありつつもそれを過剰に拡大させず、魅力としても描いているところ。
 この匙加減がなかなか絶妙で、これが石崎先生の名人芸なのだなと感じます。

 すべてのキャラクターの台詞とチョコちゃんの心の声が、ボケとツッコミの掛け合い漫才みたいになっており、リズミカルで某新喜劇を見ているような小気味よさ。

 それぞれのエピソードも、予定調和的なところはあえてはずしてきており、どうなるどうなると思いながら読んでいるとスパッと綺麗にオチヘと片付いてしまうのがすばらしい。
 文章なのに漫画を読んでいるようなビジュアル感もあり、読んでいる間はわくわくが止まりません。

 短編集なので絵本や低学年向きの字の大きな本を卒業した後、はじめての小説に挑戦するならばおすすめ。本当に読みやすい。

 すべての漢字にふりがなが振ってある総ルビです。小学校中学年から。でも、賢い子なら低学年からでも大丈夫。もちろん、大人が読んでも楽しめます。

  男の子でも女の子でも楽しめる、明るく楽しいオカルトコメディー、「黒魔女さんが通る!!」。

  この機会にぜひどうぞ。

  ※この本には電子書籍もあります

繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)

 ネガティブな要素が全くありません。明るく楽しいオカルトコメディーです。オカルトなのに怖い要素もありません。

 クラスメイトたちが欠点も含めて魅力的に描かれており、非常に「濃い」キャラクターたちがわちゃわちゃと学校生活を楽しんでいるすがたが愉快に描かれています。

 お話の中に影のようなものがまったくない、ポジティブで明るいコメディーなので、心がしんどい時などはおすすめです。あははと笑って元気になります。

商品ページはこち

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