【おせちのおしょうがつ】おせち料理の由来がわかる、かわいい絵本。お重の車でレッツゴー【4歳 5歳 6歳】

2024年3月20日

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おせちのおしょうがつ  ねぎしれいこ/作 吉田朋子/絵 世界文化社

おせち料理たちがお重の車で、鏡もちの家に遊びに行くことになりました。ドライバーはかずのこ。道中でこぶまきや、きんとん、ごまめ、きんぴらごぼう、伊達巻たちを拾います。ところが黒豆が川に落ちてしまい……

この本のイメージ おせち料理☆☆☆☆☆ 布クラフト☆☆☆☆☆ 豆知識☆☆☆☆☆

おせちのおしょうがつ  ねぎしれいこ/作 吉田朋子/絵 世界文化社

<ねぎしれいこ>
作家。埼玉県生まれ。公共図書館の児童室に勤務し、ストーリーテリング、絵本の読み聞かせなどを経験する。その後、書き手となり、「ワンダーブック」など月刊保育絵本を中心に活躍中。

<吉田朋子>
イラストレーター、造形作家。愛知県生まれ。企業のデザインセンター勤務ののち、フリーに。イラストを中心に、創作菓子・手芸工作など、多彩な手法で雑誌、教材、広告などで活躍中。

 あけまして、おめでとうございます!

 2021年は、さまざまな皆様にお世話になった年でした。
 右も左もわからない状態ではじめたブログも、三年目に突入いたします。

 これからも、大好きな絵本と児童書を追いかけて、「好き」を極める日々を送りたいと思います。

 さて、本日のご紹介は、お正月の絵本、「おせちのおしょうがつ」。初版は2007年です。

 お正月って、クリスマスとはちがい、あまり絵本を買わないかももしれないのですが、そんなときこそ、「お正月の由来」や「おせち料理の由来」など、伝統行事の秘密にせまる絵本を読んでみてはいかがでしょう。子どもの知育になるだけでなく、大人も「そうだったのか!」とあらためて知ることもたくさんありそうです。

 今回ご紹介する絵本は、おせち料理たちが鏡もちの家にドライブするお話に、おせち料理たちの由来が合間合間に語られる、かわいくてためになる絵本。

 挿絵は、絵ではなくて、アップリケのような布クラフトです。

 最近は、おせち料理を手づくりする家も減りました。昔は、お正月といえば、すべての店が閉まり、みんなが家でお休みをとる期間でしたから、作りだめしたおせち料理をつまみながら、もちを焼いて、家族全員、なにせずに身体を休めるというのがならわしでいた。

 今は、デパ地下やスーパーマーケットに行けば、プロの作ったおいしいおせち料理が手に入りますし、最近はお正月でもお店が開いていたり、ウーバーイーツなどの出前が対応してくれます。もう、おせち料理が必要な時代ではないんですよね。

 それでも、昔ながらの伝統料理を、この季節だからこそ食べたい、縁起を担ぎたいという気持ちもあるにはあるので、ちょっぴりスーパーで「おせちセット」を買ってきたりします。

 この絵本は、最近ではあまり話題に上らない、「おせち料理の由来」が細かく書かれています。それと同時に、かわいくキャラクター化されたおせち料理たちが、楽しげにドライブして仲間を増やしながら旅をするストーリー。

 豆知識だけでなく、メルヘンな物語も楽しめます。

 さて、今年も、始まりました、「マジカル・マナーハウス」。
 けっして洗練されたブログではないけれど、マイペースでコツコツがんばります。これからも、大好きな本をご紹介する偏ったブログになると思いますが、今年もよろしくお願いいたします。

繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)

 ネガティブな要素はありません。かわいくて、知育要素もある絵本です。おせち料理の由来が詳しく書かれているので、おせちを食べた後読むとより楽しいと思います。

 お正月は、どうぞ読み聞かせしてあげてくださいね。

 

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