【おかあさんだいすき】母の日に!70年以上愛されるロングセラー絵本。【4歳 5歳 6歳】

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おかあさんだいすき マージョリー・フラック/絵と文 光吉夏弥/訳  岩波書店

今日はおかあさんの誕生日。「おかあさんの誕生日のプレゼントに何を上げたらいいかしら」。ダニーは考えました。(おかあさんだいすき マージョリー・フラック/絵と文 光吉夏弥/訳  岩波書店)

この本のイメージ お母さん大好き☆☆☆☆☆ 本当にうれしいプレゼント☆☆☆☆☆ ロングセラー☆☆☆☆☆

おかあさんだいすき マージョリー・フラック/絵と文 光吉夏弥/訳  岩波書店

<マージョリー・フラック>
マージョリー フラックは、アメリカのアーティスト、子供向けの絵本の作家でもある。 1897 年、ニューヨーク州ロングアイランドのグリーンポート生まれ。

<光吉夏弥>
光吉夏弥(みつよし なつや、1904年11月20日 ~1989年3月7日)は、日本の翻訳家・絵本研究家・舞踊評論家。本名・積男。
大阪府北区北野茶屋町で生まれる。1929年慶應義塾大学経済学部卒業。専門は児童文学・写真・舞踊。1953年岩波書店で「岩波の子どもの本」絵本シリーズを石井桃子とともに創立する。ほか児童書の翻訳、バレエの入門書など多数がある。1990年『絵本図書館(世界の絵本作家たち)』で日本児童文学学会賞特別賞受賞。
岩波書店刊の絵本「ちびくろ・さんぼ」(1953年初版)の翻訳者として知られる。

 母の日シーズンに入りましたので、母と子に関する絵本を重点的にご紹介しています。

 本日ご紹介するのは70年以上愛されるロングセラー、「おかあさんだいすき」です。原題はASK MR.BEAR.アメリカでの初版は1932年。実に90年以上愛されていることになります。
 お話は……

 今日はお母さんの誕生日。
 小さなダニーはお母さんに何をあげようか、考えていました。

 するとめんどりに出会いました。
 めんどりは「わたしが生みたてのたまごをあげましょう」と言います。
 「ありがとう、でもたまごはもうあるの」

 次に出会ったがちょうは「わたしの羽根でまくらはどう」と言いますが、
 「ありがとう、でもまくらならもうあるの」

 次に出会ったやぎは、おいしいチーズのためにわたしの乳をあげましょうといいます。
 「ありがとう、でもチーズならもうあるの」

 次に出会ったひつじは、あったかい毛布を作るのにわたしの毛をあげましょうと言います。
 「ありがとう、でも毛布ならもうあるの」

 次に出会ったのは牛です。ダニーは牛乳ならもうあるのと言うと「むこうの山のもりにすんでいるくまさんに聞いてみたら?」と言います。

 ……と、いうのがあらすじ。

 くまさんが内緒で教えてくれたことは、読んでみてのお楽しみ。
 お母さんにとっては、最高のプレゼントになったはず。

 単純なお話なのに、動物たちとの掛け合いが楽しく、読んでいるとうきうきしてきます。
 くまさんのアドバイスも、思わずほっこりと心が温まる内容で、こちらも笑顔になってしまいます。

 字はすべてひらがな。ですから、ひらがなが読めるお子さまならば、ひとり読みでコツコツ読み切ることができます。が、この本は、ぜひ、読み聞かせで。

 この季節のおやすみ前にいかがでしょう。たくさんの動物が登場して、物語に動きがあり、ゆかいで、そして最後はにっこりとしてしまうお話です。

 100年後も残るであろう、ロングセラー絵本を、この機会にぜひどうぞ!

繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)

 ネガティブな要素はまったくありません。母を想う息子の、可愛らしい絵本です。
 子どもの頃に読んでいて、思い出深い保護者の方も多いと思います。

 母の日シーズンの読み聞かせにぜひどうぞ。

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