【神保町ぶらぶら歩き】 本とレトロ喫茶の町、神保町に1日おでかけしてみました。【おでかけレポート】

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【神保町ぶらぶら歩き】 本とレトロ喫茶の町、神保町に1日おでかけしてみました。【おでかけレポート】

本屋さんの聖地、神保町。本が好きな人なら、歩いているだけで幸せな町。インドアな生活をつづける毎日ですが、たまにはおでかけしなくちゃね、と出かけてみました。新宿や渋谷とちがって、独特の持ち味がある魅力的な町です。

【神保町ぶらぶら歩き】 本とレトロ喫茶の町、神保町に1日おでかけしてみました。【おでかけレポート】

おうちですごす時間が多めのわたし。本を読む→ブログ書く で日常が終わってしまうので(それも楽しいのですが)、夏だし、夏休み特集みたいな気持ちで、本の町、神保町へおでかけ。

学生時代は大好きで何度も通った町です。本屋さんと喫茶店がたくさんあって、本が好きな人にとっては一日中いても飽きない、素敵な町、神保町。なつかしいあの店はまだあるかな、新しい店はどんな感じ? など、ひさしぶりの神保町のわくわくレポートです。

ブックハウスカフェ 【住所】〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-5 北沢ビル1F

 【営業時間】
 書店&カフェ 11:00~18:00(カフェL.O. 17:30)年中無休(年末年始を除く)
 バーリリパット 平日20:00~23:00(土日祝・年末年始お休み)

【神保町ぶらぶら歩き】 本とレトロ喫茶の町、神保町に1日おでかけしてみました。【おでかけレポート】

 

 ずっと行って見たかった、こどもの本専門店&カフェ「ブックハウスカフェ」

 選りすぐりの児童書と絵本が並ぶなか、お茶ができます。
 閲覧用に用意された絵本を読みながら、お茶や軽食を楽しむことができるので、小さなお子さま連れのお父さんお母さんに人気のお店。

 インテリアはおしゃれだし、本のラインナップは素晴らしく、コーヒー、紅茶、ケーキや食事もおいしくて、全方位に隙のないお店です。なにからなにまで素敵。

 小さな子ってどうしても汚しちゃいがちなので、小さな子が入れる+かわいくておしゃれ って本当に難しいのです。

 食べ物や飲み物は奥のカウンターにもらいに行く方式で、カウンターもおしゃれ。夜にはバーカウンターにもなるようで、大人の児童書好きのための時間もあるのがうれしい。

 感染対策もしっかりしてて、細やかな気配りにも隙がない。

【神保町ぶらぶら歩き】 本とレトロ喫茶の町、神保町に1日おでかけしてみました。【おでかけレポート】
とても細密な切り絵

 

 奥の部屋で、杉山亮先生の「ミルキー杉山」シリーズの挿絵を担当する中川大輔先生の原画展をしていました。これは「絶対見る!」と心に決めていたもの。

 ミルキーの世界の裏側を知ることができて大満足。すごく繊細な切り絵なんです。

 ここでも、小さな女の子が嬉しそうに原画と一緒に記念撮影している様子に出会ってほっこりした気持ちになったり。なかなか実物を見ることもない原画と出会えて、本当に幸せそう。大人のわたしは、ちょっと遠慮しながらも、この機会なのでじっくり鑑賞させていただきました。

【神保町ぶらぶら歩き】 本とレトロ喫茶の町、神保町に1日おでかけしてみました。【おでかけレポート】

 カフェでは、アップルパイとアイスクリームという最強の組み合わせをチョイス。紅茶もおいしかった!


  それに、食器が童話モチーフのデザインなのです。ムーミンのマグ、本当にかわいい。

 閲覧用の絵本の本棚が、カフェのソファのすぐそばにあって、絵本を読みながらお茶や食事が楽しめます。本来は、すごく小さなお子さまが、飽きないようにという配慮なのだと思いますが、大人が絵本を読みながらお茶をするのも、心の癒しになります。

 このお店にはバータイムもあり、お茶とお酒、どちらもできるのはうれしいですね。

神保町ブックセンター 【住所】〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2丁目3-1岩波書店アネックス1F・2F・3F

 【営業時間】
 喫茶店  平日:9:00-20:00 土日祝:10:00-19:00

【神保町ぶらぶら歩き】 本とレトロ喫茶の町、神保町に1日おでかけしてみました。【おでかけレポート】

 

 かつて「岩波ブックセンター」だったところは「神保町ブックセンター」になりました。コワーキングスペースとブックカフェが併設。

 本とカフェ、本とコワーキングスペースって、すごく相性がいいと思います。
 こちらのカフェは、メニューが「四六版ブレンド」とか「文庫版ブレンド」とかブックカフェならではのネーミング。カレーなどのガッツリ食べる系の食事、デザートだけでなく、お酒もあります。

 コワーキングスペースは、本に囲まれた空間で作業ができるワークラウンジ、サービスオフィス、パーソナルデスクの会員プランがあるようです。

 広辞苑がディスプレイされている外壁もかっこいい。

東京堂書店  【住所】〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1丁目17番地

【営業時間】
東京堂書店 11:00~19:00 年始を除き無休
PaperBackCafe 11:00~18:00  年始を除き無休

【神保町ぶらぶら歩き】 本とレトロ喫茶の町、神保町に1日おでかけしてみました。【おでかけレポート】

 

 神保町でもかなり有名で大人気の本屋さん+ブックカフェ。「東京堂書店」です。カフェメニューが、ブレンドコーヒー210円とリーズナブル、カレーなどのフードメニューやデザートもあります。

 カレーが単品570円、タマゴサンドが390円と言うのもありがたい。そして、wifiが使えます。

 という、至れり尽くせりなので、いつも混んでいます。
 でも、神保町にきたらついつい立ち寄りたくなるお店でもあります。

さぼうる・さぼうる2   【住所】〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1丁目11

【営業時間】11:00~17:00 日曜定休

【神保町ぶらぶら歩き】 本とレトロ喫茶の町、神保町に1日おでかけしてみました。【おでかけレポート】

 

 なつかしの「さぼうる」。学生時代によく行きました。まだあったなんて、うれしい。「さぼうる」は喫茶中心で「さぼうる2」がフード中心なのです。

 今回は、おなかがすいていたので、「さぼうる2」へ。とんでもない量が出たと記憶していましたが、昔通りでしょうか……

 昔通りでした!

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 これが「さぼうる2」の、ナポリタンスパゲティ。レトロ喫茶に行けば、絶対これでしょ、と言うメニューです。

 しかし、量がとんでもない。「さぼうる2」のフードメニューは、どれも二人前くらいの量で出てくるので、覚悟が必要です。ぜひ、大食いの達人の方々でここのメニューの全制覇に挑戦していただきたい。

 

【神保町ぶらぶら歩き】 本とレトロ喫茶の町、神保町に1日おでかけしてみました。【おでかけレポート】

 また、このお店は、四色のクリームソーダでも有名で、青、緑、赤、黄色とあるんですよ。味はオーソドックスなクリームソーダです。

 次回は、何十年かぶりに「さぼうる」に突撃したい。トーテムポールとか、店内にレンガの壁とかがあるあやしげな内装。あのレンガに、先輩たちが落書きをしていました。

 そうそう、昔は、「さぼうる」のメニューには「おでん」とかあったと記憶しています(「さぼうる2」ではなく)。いまもあるのでしょうか。(食べログを見る限りなさそう。それに、心なしか昔よりおしゃれになってる)

 昔はこういう、アヤシゲな内装の喫茶店がたくさんありました。新宿の紀伊国屋書店の地下にあった「カトレア」と言う喫茶店は、本好きさんの聖地みたいな場所でした。

 新宿出て、紀伊国屋で本を買ったら、「カトレア」でお茶を飲む。

 とんでもない広さのマンモス喫茶で、店内に噴水やギリシャ彫刻みたいなのがあったんです。噴水ですよ、噴水!「カトレアの噴水の前」は漫画好きの友達同士の待ち合わせの場所でした。
 「紀伊国屋書店」や「世界堂」(画材屋)、「アニメイト」の袋を手いっぱいに下げた若者たちが集う店で、噴水前はおしゃべりしても迷惑にならないので(そもそも噴水がうるさい)、映画帰りにはここで思う存分しゃべる、と言うのがルーティン。

 いまはこういう、オシャレとトンチキの中間みたいな喫茶店、なかなかないですよね。いや、中間というよりはかなりトンチキ寄りですが…… 町田の「プリンス」はまだ健在だろうか…… (今調べたら閉店してました。うう、惜しまれる。店内に西洋甲冑とかが飾ってあるイカした店でした)

 いや、思い出話はいいから!

 その後、素敵過ぎるブックカフェで暫く、読書しながらお茶を。ここは、知る人ぞ知るカフェなのですが、今回は内緒。

 ほかにも行きたいところがいっぱいあったのですが、「さぼうる2」のナポリタンを食べたら動けなくなってしまったので、この日はギブアップ。

 なつかしくて、大好きな町なので、またおでかけすると思います。
 夏休み、海や山、映画館やショッピングもいいけれど、神保町もおすすめですよ。

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