【いろいろクリスマスツリー】クリスマスを待つ季節に!うきうきするクリスマスツリーたちの絵本【4歳 5歳 6歳】
もうすぐクリスマス。いろいろなところで、いろいろなクリスマスツリーが飾られています。あたたかいおうち、リスたちのツリー、氷の国のペンギンたちの、深い海の底の深海魚たちの、ねずみさんたちの家の、へびさんの家の、暑い浜辺の、森の食いしん坊さんたちの、そして小鳥たちのツリー……きみはどんなツリーにするのかな? (いろいろクリスマスツリー おおでゆかこ アリス館)
この本のイメージ クリスマスの準備☆☆☆☆☆ カラフル☆☆☆☆☆ 動物ファンタジー☆☆☆☆
いろいろクリスマスツリー おおでゆかこ アリス館
<おおでゆかこ>
1986年大阪府生まれ。京都精華大学卒業後、イラストレーター、絵本作家として活躍。可愛い雑貨も人気を集めている。2017年ニベアクリーム限定デザイン、2019年森永ビスケットコラボパッケージなど
まだ11月ですが、街はすっかりクリスマスシーズン。
今年は暖冬なので、それほど気分は盛り上がりませんが、やはり緑と赤のキラキラした飾りを見ていると気持ちは浮き立ってきます。
クリスマスツリーを飾ったり、リースを作ったり、そんな準備もクリスマスを待つ期間の楽しさのひとつ。どんなツリーにしようか、どんな飾りにしようか、思い思いの飾り付けをしてクリスマスを待ちたいものです。
本日ご紹介するのは、おおでゆかこ先生の「いろいろクリスマスツリー」。初版は2019年です。
様々な動物たちが思い思いのクリスマスツリーを飾りクリスマスの準備をしている様子が描かれています。
森の中のリスさんたちのツリーは木の実で飾りつけ、ペンギンさんたちは氷を削ってツリーをつくり、アンコウさんたちは海草に真珠をかざり、ねずみさんたちは小さな小さなツリーにチーズや木の実、好きなものを飾ります。
どのツリーもカラフルで可愛く、見ているだけでわくわく心が躍ります。
クリスマスツリーがひとつあると、みんなが集まってきて、幸せな気分になるのです。
どのページも優しい色合いで、かつ、カラフル。
動物たちは愛らしく、ほのぼのとしたあたたかさが伝わってくる絵本です。
ページをめくるたびに、動物たちが工夫を凝らしたクリスマスツリーが登場。見ているうちに、自分でもツリーを飾り付けしたくなってきます。
文章は読みやすく、文字はすべてひらがなとカタカナ。見開きに最大で十行前後ですから五十音が読めるお子さまならばひとりで読みきれます。もちろん読み聞かせにも。
とにかくカラフルで楽しく、眺めているだけで幸せになれる絵本です。クリスマスを待つこの季節にぴったり。クリスマスプレゼントではなく、今の季節におすすめの絵本です。
今年はどんなクリスマスツリーにしましょうか。
好きなものをいっぱい飾って、楽しいクリスマスにしたいですね。
繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)
ネガティブな要素はまったくありません。動物たちの思い思いのクリスマスツリーが登場し、読むと自分でもツリーを飾り付けたくなります。ハンドメイドがお好きなご家庭なら、何かを作りたくなること間違いなし!
クリスマスの準備期間がよりいっそう楽しくなる絵本です。
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