【しあわせ】しあわせってなに?こころってなに?心があたたかく癒される絵本【入手困難】【重版希望】【4歳 5歳 6歳】
雪の日に、「こころ」が作ったゆきだるま。冷たいゆきだるまに心が宿るとなにが起きるんだろう…?寒い冬に、心が癒される絵本。
この本のイメージ しあわせ☆☆☆☆☆ 愛情☆☆☆☆☆
しあわせ アンドレ・ダーハン/作 角田光代/訳 学研
<アンドレ・ダーハン>
1935年アルジェリア生まれ。フランスの国立パリ工芸学校卒。パリ装飾美術学校で美術を教えるかたわら、イラストレーターとして活躍。1987年に最初の絵本『ぼくのともだちおつきさま』で一躍世界中の人々に知られる。
< 角田光代>
1967年神奈川県生まれ。作家。90年『幸福な遊戯』(角川書店)で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』(幻冬舎)で野間文芸新人賞、05年『対岸の彼女』(文藝春秋)で直木賞、07年『八日目の蝉』(中央公論新社)で中央公論文芸賞を受賞。ほか受賞・著書多数
最初に申し上げます。
この本、今、売ってないんです。
実は、先日、偶然立ち寄った近所の喫茶店でこの絵本を見つけまして、読んでいるうちに不覚にも泣きそうになってしまい、どうしても読みたくなって探したんですけど、通販サイトなどにはもう売ってなかったんですよ。
それで、やむなく図書館で探して取り寄せました。なので、これは図書館で借りて読んだのです。
しかも、現在、入手困難なので、将来的にこのサイトがアフィリエイトなどを導入しても、みなさまにご購入いただく方法がありません。
つまり、わたしには、この記事を書くことで金銭的な利益はほぼありません。(2020年1月6日現在)
それでも、今日は、この本をご紹介したかったのです。(自己満足な記事で、本当にごめんなさい)
ああ、これ、重版か復刊されませんでしょうかねえ。
お話は、冬、あたり一面の雪の原です。
そこに、「こころ」が一人、スコップで雪をかいています。「こころ」は、丁寧に丁寧に雪を集めて、大きな雪だるまを作ります。
愛情いっぱいに作られた雪だるまは、仕上げに「こころ」から「こころ」をプレゼントされます。
無機物だったゆきだるまは、「こころ」をプレゼントされて「いのち」が宿ります。心を持った雪だるまは、しあわせいっぱい。世界が輝いて見えてきます。
たのしくなった雪だるまは、こころと一緒にたくさんたくさん、雪だるまの「おともだち」を作ります。そして、彼らにも、ひとつひとつ、「こころ」をプレゼントするのです。
「こころ」を得たたくさんの雪だるまたちが、手をつないで楽しそうに遊んでいます。
そして、やがて雪は溶けて……
ただこれだけの話ですが、家で泣きそうになりました。まあ、自宅なので、号泣したっていいのですけどね。無機物に命が宿る話は大好きなんです。ゆきだるまたちが手をつないで踊るシーンは、ユートピアを見るようでした。
すごくしあわせで、そして、はかない。でも、無ではなく、そこにはなにかが残る…
まだ古本屋にはあるかもしれませんし、図書館にはあると思います。
新年早々、泣いてしまうかもしれませんが、素敵なしあわせ絵本です。泣くといっても、心が傷つく涙ではないので……
心とはなんだろう、いのちとはなんだろう。心は人だけでなく物にも宿るのだろうか、といろんなことをお子様と考えることができる絵本です。
「ゆきだるま」は、心を忘れた大人の比喩でもあり、心を宿したゆきだるまたちが手をつないで楽しそうにすごすのは、忘れた心を大人が取り戻す比喩かもしれません。
もちろん、小さなお子様がストーリーをそのまま読んで楽しむこともできます。
いろんな読み方ができる絵本です。
わかる人だけ、どうかお探しになって、お読みください。
繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)
素敵な絵本です。もしかしたら、感動して泣いてしまうかもしれません。プレゼントなどにも最適で、大人に喜ばれる絵本です。
↑瞬間的に、中古があったのでリンクしました。いつまであるかわかりませんが…(2020.11.15)
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