【なるほどわかったコンピューターとプログラミング】絵本で学ぶプログラミング! 仕掛け絵本で楽しみながらプログラミングを理解しよう!【小学校低学年以上】
小学校の必須科目となったプログラミング。仕掛けをめくってコンピューターのことを知ろう! プログラミングについてやコンピューターの基礎を楽しみながら学べる仕掛け本です。
この本のイメージ 仕掛けがいっぱい☆☆☆☆☆ プログラミング☆☆☆☆☆ 意外とディープ☆☆☆☆☆
なるほどわかったコンピューターとプログラミング ロージー・ディキンズ/作 福本友美子/翻訳 阿部和弘/監修 ショー・ニールセン/イラスト ひさかたチャイルド
<ロージー・ディキンズ>
イギリスのアズボーン社の子どもの本を執筆する作家。芸術関係の本を中心に、ノンフィクションの本を数多く手がける。
<福本 友美子>
慶應義塾大学卒業後、公共図書館勤務を経て、児童書の研究、翻訳に従事。翻訳作品に「としょかんライオン」「おすわりくまちゃん」「だいすきぎゅっぎゅっ」(以上、岩崎書店)、「おばあちゃんのひみつのあくしゅ」(徳間書店)、「おさるのジョージ」シリーズ(岩波書店)、「ないしょのおともだち」(ほるぷ出版)「おやすみ、はたらくくるまたち」「どうなってるの?からだのなか」「地球のひみつをさぐる」(以上、ひさかたチャイルド)等多数。
<阿部和弘>
1987年より一貫してオブジェクト指向言語Smalltalkの研究開発に従事。パソコンの父として知られSmalltalkの開発者であるアラン・ケイ博士の指導を2001年から受ける。Squeak EtoysとScratchの日本語版を担当。近年は子供向け講習会を多数開催。OLPC($100 laptop)計画にも参加。著書に「小学生からはじめるわくわくプログラミング」(日経BP社)、共著に「ネットを支えるオープンソースソフトウェアの進化」(角川学芸出版)、監修に「作ることで学ぶ」(オライリー・ジャパン)など。 多摩美術大学研究員、東京学芸大学・武蔵大学非常勤講師、サイバー大学客員教授を経て、現在、青山学院大学客員教授、津田塾大学非常勤講師。
<ショー・ニールセン>
アメリカのコロラド州在住のイラストレーター。大人向けも子ども向けも手がけ、「ニューヨークタイムズ」紙ほか新聞、雑誌、書籍、広告関係の仕事に活躍する
2020年度から、小学校の必須科目に「プログラミング」が追加されました。
それに伴い、プログラミングを理解するための本が、数多く出版されています。
どうせ学ぶなら、楽しく学びたいもの。コンピューターやプログラミングについて、プログラミング的考え方について、楽しく、遊びながら学べる絵本を当サイトではご紹介しています。
これについては、時々出没する、知人のプログラマーに今日も登場してもらいましょう。
では、どうぞ!
その仕掛け達も、スイッチの「ONとOFF」は「1と0」になるよ。と言った形で、ちょっとした疑問をめくって解決していく、わかりやすく「手を動かして学ぶ」行為が「楽しめ」ます。
原始的で単純だけれども、それだけ強力に覚えられる、そんな「仕掛け」に本自体がなっているのです。
本全体を通して読み、遊んでみれば、ごくごく単純な二進数の仕組みから、基礎的なプログラミングの方法、インターネットの仕組みなどまで自然に学べるようになっています。
実際にプログラミングの仕組みや例もめくる「仕掛け」で疑似体験できますし、プロの目から見ても驚くほど嘘やごまかしのない書き方をしていて好感が持てます。
本書を読みめくって遊んでみることで、謎の箱だったコンピュータや魔法にみえるインターネットも仕組みの基本がしっかり理解でき覚えられる、そんな素敵な仕掛け絵本でした。
ありがとうございました!
プログラミングの世界は、突き詰めてゆくと0と1の世界です。文学のような曖昧さの無い、スッパリと割り切れる世界が好きなら、適性があるかも。
逆にそういうのが苦手な人は、絵や音楽などが向いているのかもしれません。
でも、プログラミングが出来ると、びっくりするようなことも可能になります。わたしはプログラミングができないので、できる人をみると魔法使いみたいに感じます。
実際、すぐれたプログラマのことを業界では「ウィザード」と呼ぶようですよ?
やはり、「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」のですね!
最近の子どもたちは学ぶことが多く、また最近は伝染病や天変地異など、環境も苛酷なのでとても心配です。たいへんな時代になりましたが、どうぞ、無理をせず、知らないことを知るなかにも楽しさや喜びが見出せますように。
それでも、発展するテクノロジーは、驚くような喜びや楽しさも運んできます。
未来が明るいものになりますように、今後も微力ながらできることを続けてゆこうと思います。
繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)
ネガティブな要素はありません。コンピューターとプログラミングのことが楽しく学べるように配慮された、仕掛けいっぱいの絵本です。
かなりのボリュームで、一冊をちゃんと読みきるには時間がかかりそう。でも、これをひとりで楽しく読みきれたら、才能があるかもしれませんね。
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