【おうさまがかえってくる100びょうまえ! 】王様が戻ってくるまでの家来たちのすったもんだ! 数字をおぼえられる楽しい絵本【絵本】【3歳 4歳 5歳】

王様がおでかけしているあいだ、お城のなかでは家来たちがやりたいほうだい。たいへん! 王様があと100秒で帰ってくる! さあ、あと100秒で家来たちはお城を片付けられるかな?
この本のイメージ 知育☆☆☆☆☆ 1から100までの数字☆☆☆☆☆ お片づけしよう☆☆☆☆☆
おうさまがかえってくる100びょうまえ! 柏原 佳世子/作 えほんの杜
<柏原 佳世子>
岐阜県出身。愛知県立芸術大学卒業。
製品デザイナーとしてメーカー勤務後、三重県四日市にある「メリーゴーランド絵本塾」の塾生として絵本の制作を学ぶ。本作がデビュー作。
初版は2018月7月。
ほとんど文章がないけれど、ゆかいで楽しい絵本です。
とある国のお城。
王様はお出かけ中です。
留守番の家来たちは、お城のなかを散らかしてやりたいほうだい。
王様の目を盗んで好き放題遊んでいた家来たちでしたが、たいへん! 王様が帰ってきます。
「あと100びょうで おうさまがかえってくるぞ!」
さあ、カウントが始まりました。
100秒で家来たちはお城を元通りにできるかな?
……と、いうのがあらすじ。
王様が帰ってくることがわかってからは、1から100までの数字が並びます。
100まで数えられるでしょうか?
小さな子どもは、自分の指を使ってたいていは1から10までは数を数えられます。
10より上の数字をどれだけ知っているかは人それぞれ。けれど、数字を覚えることは算数の基礎になります。
幼児学習では識字能力、読解力などの「本を読む能力」と四則演算などの「数字を扱う力」が大切。
数字を覚えることは、算数の能力の基礎になります。
ふだんの生活では10より多い数字はなかなか扱わないけれど、絵本のお話の中なら、覚えられそう。
数字に振り仮名はふっていないので、まずは読み聞かせから。
でも、必死でお片付けしている家来たちがなんだかかわいくて、「遊んだらお片づけ」の習慣もつきそうです。
かわいくて、楽しくて、数字を覚えられて、片付けの習慣もつく、一粒で何度もおいしい素敵な絵本。
数をおぼえはじめた頃にお子さまにぜひどうぞ!
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ネガティブな要素はまったくありません。
楽しくてゆかいな知育絵本です。
100までの数字を覚えられるだけでなく、お片づけの大切さも教えてくれます。
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