【さらわれたおとぎ話】小さくなったトムの大冒険!おとぎ話オールスターズがおくる冒険ストーリー第二巻。【少年冒険家トム】【重版希望】【小学校中学年以上】

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さらわれたおとぎ話 少年冒険家トムⅡ イアン・ベック/作 松岡ハリス祐子/訳 静山社

兄たちと姫たちの結婚式の日、一瞬のうちに兄たちと姫たちがさらわれてしまいました。末っ子のトムは、魔法で親指ほどの大きさに変えられてしまいます。相棒のカラスのジョリィとともに、トムは兄たちを救う旅へ!( さらわれたおとぎ話 少年冒険家トムⅡ イアン・ベック/作 松岡ハリス祐子/訳 静山社)

この本のイメージ おとぎ話☆☆☆☆☆ ファンタジー☆☆☆☆☆ おとぎ話オールスターズ☆☆☆☆☆

さらわれたおとぎ話  少年冒険家トムⅡ イアン・ベック/作 松岡ハリス祐子/訳 静山社

<イアン・ベック>
1947年、イギリスのサセックスに生まれる。幼少期から絵よりも本を書きたかったが、中学の恩師に画才を見いだされて美術を学び、イラストレーターとして活躍。レコードジャケット制作では、エルトン・ジョンのアルバムのデザインが有名。絵本の制作は60冊を超え、ザ・ベスト・トイ金賞を3回受賞している。英国芸術家協会理事。「少年冒険家トム」シリーズは、イラストに加え、文章も手がけた初の児童書である。「暗闇のファントム」(静山社)など、ヤングアダルト向けの小説も次々に発表している。

<松岡ハリス祐子>
同時通訳者、翻訳家。国際基督教大学卒、モントレー国際大学院大学国際政治学修士。日本ペンクラブ会員。「ハリー・ポッター」シリーズの翻訳のほか、エッセイストとしても活躍。

 原題はTom Trueheart and the Land of Dark Stories.イギリスでの初版は2008年。日本語版「さらわれたおとぎ話 少年冒険家トムⅡ」は2015年です。

 最近、出版界ではトレンドになりつつある「おとぎ話オールスターズ」物語。
 子どもたちが伝統的なおとぎ話を読まなくなったというのが最大の原因のようです。

 おとぎ話は世代を越えた共通言語であると同時に、様々な教訓も含まれているため、なんとか子どもたちにおとぎ話に興味をもってもらおうという流れで生み出されたファンタジージャンルなのです。

 この「少年冒険家トム」のシリーズは、冒険家たちが様々な冒険をして事件を解決した物語を「おとぎ工房」が本にして出版するというシステムで生きてきたおとぎの国で、物語作家のオームストーンが「おとぎ工房」を裏切り自分の野望のためにおとぎ話を破壊するのを阻止する第1巻から始まっています。

 お話は、第1巻から完全に続いていますので、興味を持たれた方はまずは「盗まれたおとぎ話 少年冒険家トムⅠ」からお読みください。

「盗まれたおとぎ話 少年冒険家トムⅠ」のレビューはこちら

 今回のストーリーは……

 5人の兄たちとお姫さまたちの結婚式の当日、突然現れた悪者たちに兄たちと姫たちはさらわれてしまいます。
 トムは魔法で親指ほどの大きさに変えられてしまい、大ピンチ。

 相棒のカラス、ジョリティの背中に乗ってトムは兄たちを助けに大空へ飛び立ちます。

 はたしてトムはその小さな体で兄たちを救うことができるのでしょうか?

 ……と、いうのがあらすじ。

 この物語には「シンデレラ」「ラプンツェル」「白雪姫」「ジャックと豆の木」「眠れる森の美女」「カエルの王子さま」が登場していましたが、今回はあらたに「親指トム」「白鳥の王子」「ルンペルシュテルツキン」などが登場します。

 もとのおとぎ話を知っていれば「ああこれはこうだな」と予測することもできるかもしれませんし、知らなければあとで原作を調べる楽しみもあります。

 トムだけでなく、兄たちもトゥルーハート家の人たちはみなおとぎ話の主人公らしく勇気があり正義感が強く、正統派の勇者たち。でも、そのまっすぐさがすがすがしい。

 お姫さまたちも大人しく助け出されるのを待つだけでなく、剣を持って大太刀回りをするなど頼もしい。ラプンツェルは強くてかっこいいお姫さまです。

 文章は読みやすく、簡単な漢字以外には振り仮名が振ってあります。そんなに難しい漢字もないので小学校中学年から。大人が読んでも楽しめます。

 おとぎ話が好きなお子さまにもおとぎ話を知らないお子さまにも。
 正統派の冒険ファンタジーが読みたくなったら「少年冒険家トム」をぜひどうぞ!

繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)

 ネガティブな要素はありません。
 伝統的なおとぎ話が多数登場するので、それぞれを調べながら読むと面白さが二倍三倍になります。読後はそれぞれのおとぎ話の絵本を読んでみるのも楽しいかもしれません。


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