【しまさんとこねこねハンバーグ】ハンバーグをつくろう!お料理がしたくなる、かわいくて楽しい絵本。【しまさんクッキングえほん】【4歳 5歳 6歳】

2024年4月21日

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しまさんとこねこねハンバーグ しまさんクッキングえほん  タサン志麻 くさばよしみ/文 くらはしれい/絵 河出書房新社

外は真っ赤な夕焼け空。しまさんがやってきました。キキとココはハンバーグを作ろうと言います。…… (しまさんとこねこねハンバーグ しまさんクッキングえほん  タサン志麻 くさばよしみ/文 くらはしれい/絵 河出書房新社)

この本のイメージ レシピ☆☆☆☆☆ ファンタジー☆☆☆☆☆ ハンバーグ☆☆☆☆☆

しまさんとこねこねハンバーグ しまさんクッキングえほん  タサン志麻 くさばよしみ/文 くらはしれい/絵 河出書房新社

<タサン志麻>
辻調グループ・フランス校で学んだのち、ミシュランの三ツ星レストラン等の厨房を経て、フリーランスの家政婦として活動開始。「沸騰ワード10」などのTVに出演。著書に「志麻さんの台所ルール」(小社刊)など。

<くさばよしみ>
子どもの本をメインに編集・執筆を行う。「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」「潜入!天才科学者の実験室」(汐文社)、「「科学にすがるな!」――宇宙と死をめぐる特別授業」(岩波現代文庫)など著書多数。

<くらはしれい>
雑誌、一般書籍の装丁画・挿絵やオリジナル雑貨のイラストなどを手掛ける。 絵本に「レミーさんのひきだし」(作・斉藤 倫・うきまる/小学館)、「王さまのお菓子」(作・石井睦美/世界文化社)など。

 お料理って、最近では男女かかわりなく標準装備できたほうがいいスキルであると同時に特殊技能でもあるようです。

 今は空前の自炊ブーム。テレビ番組もYOUTUBEも、自炊動画は大人気です。

 不景気が続いていて身の回りのものがどんどん値上がりしていますから、お弁当を買ったり外食したりすることが一種の贅沢になりつつあります。

 それに、外のお店で食べるものと同じものを自宅で作れれば安くおなかいっぱい食べられます。自宅で作れば山盛りフリーレン状態でもりもり食べることも、夢ではありません。(とはいえ、あれは大きすぎるか……)

 お菓子やデザートも自分で作れば甘みも調節できるし、くさくさした時にはホールケーキを一個作って一気食いする暴挙に出ることも可能です。

 自炊はエンターテイメントであり、人生を豊かにしてくれるのです。

 本日ご紹介するのは、「伝説の家政婦」として有名なタサン志麻さんのクッキング絵本です。初版は2023年。

 空が夕焼け色に染まるころ、小さな子どものような、妖精のような不思議なキャラクター、キキとココの家に志麻さんがやってきます。

 キキとココのリクエストで志麻さんがつくるのはハンバーグ。
 ストーリーを追ってゆくとしぜんにハンバーグの作り方がわかります。

 たった一つの卵を誤ってシンクに流してしまっても大丈夫。志麻さんは手早くじゃがいもをすり下ろしてつなぎに使います。
 これ、お料理中のリカバリーのように描かれていますが、この方法を使えば卵アレルギーのお子さまにも対応できます。さすがです。

 志麻さんの作った丸いハンバーグだけでなく、キキとココが作ったハート形や星形のハンバーグも一緒にこんがり焼いてゆきます。

 ソースと付け合わせを作ったら出来上がり。

 字はすべてひらがなとカタカナ。五十音が読めればひとりでコツコツ読み切ることができますが、この絵本は、ぜひ、読み聞かせで。

 お料理することと食べることは本当に楽しいものです。
 上手にできてもできなくても、自分で作ったり家族と一緒につくったお料理やお菓子には格別の味がします。

 小さな子どもの頃からお料理に親しんでおくと大人になってからの生活クオリティが段違いに上がります。

 かわいいキキとココ、素敵な志麻さんと一緒にお料理を楽しんでみませんか。
 巻末にはハンバーグと付け合わせのレシピが掲載されていますよ。

繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)

 ネガティブな要素はまったくありません。


 愛らしいキキとココが志麻さんに教えてもらいながら一生懸命ハンバーグを作ります。

 ハートや星形など、好きな形にハンバーグをこねるのも楽しそうです。

 読後はもちろん、親子でハンバーグ作りを。

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