【いまのきもちはどんないろ?】あなたの気持ちはどんな色?自分の気持ちを掘り下げると相手の気持ちも見えてくる。感受性あふれる絵本。【4歳 5歳 6歳】

2024年4月21日

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いまのきもちはどんないろ? えがしらみちこ/作 KADOKAWA

いまの気持ちはどんな色?音にしたらどんな感じ?おはようからおやすみまで、一日のなかでも気持ちは変わってゆく…… (いまのきもちはどんないろ えがしらみちこ/作 KADOKAWA)

この本のイメージ 想像力☆☆☆☆☆ 感受性☆☆☆☆☆ 心を掘り下げる☆☆☆☆☆ 

いまのきもちはどんないろ えがしらみちこ/作 KADOKAWA

<えがしらみちこ>
1978年4月 福岡生まれ。熊本大学教育学部卒業。水彩を使用した透明感のある画風が特徴。絵本に「さんさんさんぽ」「あめふりさんぽ」「せんそうしない」(文・谷川俊太郎)「はこちゃん」(文・かんのゆうこ/以上すべて講談社)、「なきごえバス」(白泉社)、「おかあさんのいのり」(文・武鹿悦子/岩崎書店)など、装画に「さくら」(金の星社)、「ポテトサラダ」(学研教育出版)、「ゆいはぼくのおねえちゃん」(ポプラ社)などがある。また教科書の装画も多く手がけている。

 自分の心を知ることは、案外難しいものです。うきうき、わくわく、いらいら、もやもや……

 小さな子どもの心は一日のなかでくるくると変化します。でも、たいていは「なんとなくイヤ」とか「なんとなく好き」とかではっきりと表現することは難しい。

 本日ご紹介する絵本は、自分でもなかなか理解することが難しい自分の心を子ども自身の視点から掘り下げて表現することを導く、感受性にあふれた絵本です。
 初版は2023年11月。

 小さな子って、いきなり泣き出したりいきなり怒りだしたり、大人が「どうしてそんなことするの?」と聞いても、うまく説明できなかったり。

 そんなとき、少しでも伝えることができたら……

 今の気持ちは赤い?黄色い?青い?
 赤いってどんなイメージ? 赤い風船? 消防車? りんご?

 同じものを見ても、同じことを体験しても、人によって感じ方はちがう。
 だから、「いまの気持ち」を表現して、伝え合うことは面白いこと……

 字はすべてひらがなとカタカナ。読みやすい本なので、五十音が読めるお子さまなら、ひとり読みでコツコツ読み切ることができますが、これはぜひ、読み聞かせで。

 「あのとき、どんなふうに感じたの?」「今はどんな気持ちなの?」とおしゃべりしながら読んだら、思わぬ気持ちの発見がありそうです。

 感受性とは、生まれつきの要素もありますが、様々な体験やそれを言葉や動作、絵、音楽などで表現することでより深まり成長してゆくものです。

 感受性が育つと思いやりややさしさなど、他人に寄り添う心も育ちます。
 小さなお子さまの心と対話する絵本、「いまのきもちはどんないろ?

 親子での読み聞かせにぴったりの絵本です。お休み前のリラックスタイムにぜひどうぞ!

 ※この本には電子書籍もあります

繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)

 おすすめです。
 なかなか他人に伝えづらい「心」の状態を、色や音、雰囲気で伝えようとすることを促す絵本です。

 子どもなりに自分の心を掘り下げたり、表現することで感受性が育ちます。
深い感受性は人生を豊かにします。

 自分の思ったこと、感じたことをなんとなく他人に伝えようとしはじめた頃のお子さまに。

商品ページはこち

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