【アンドとオアが伝える 論理演算の使いかた】絵本でプログラミングを学ぼう!論理演算について知る絵本【くもんのSTEMナビプログラミング】【小学校高学年以上】

2024年4月7日

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アンドとオアが伝える 論理演算の使いかた   くもんのSTEMナビプログラミング  エコー・エリース・ゴンザレス/作 グラハム・ロス/絵 山崎正浩/訳 石戸奈々子/監修 くもん出版

コンピューターがデータを処理するときに使う論理演算。この絵本は、その論理演算のしくみをわかりやすく解説した、子ども向けの絵本です。プログラミング初心者さんにもおすすめ!

この本のイメージ   論理演算☆☆☆☆☆ 絵本でわかる☆☆☆☆☆ 読めれば何歳からでも☆☆☆☆☆

アンドとオアが伝える 論理演算の使いかた   くもんのSTEMナビプログラミング  エコー・エリース・ゴンザレス/作 グラハム・ロス/絵 山崎正浩/訳 石戸奈々子/監修 くもん出版

<エコー・エリース・ゴンザレス>
米国イリノイ州シカゴ出身。ワールドブック社の編集者として、百科事典の科学や技術に関する項の編集執筆を担当してきた。近年は、地球の気候変動に関するシリーズの共同執筆に取り組んだ。

<グラハム・ロス>
カナダのオンタリオ州にあるシェリダン・カレッジのイラストレーションコースを卒業後、トロントの出版社でブックデザイナーとして25年間勤務。退社後はフリーランスのイラストレーターとして、多くの児童書出版社と仕事をしている。子どもたちのためのアートやデザインのワークショップもおこなっている。

<山崎正浩>
1967年生まれ。慶應義塾大学卒。第一種情報処理技術者。京王電鉄株式会社でプログラマーとして勤務。2001年に退職し、その後翻訳業に従事。

<石戸奈々子>
東京大学工学部卒業後、マサチューセッツ工科大学メディアラボ客員研究員を経て、NPO法人CANVAS、株式会社デジタルえほん、一般社団法人超教育協会等を設立、代表に就任。慶應義塾大学教授。総務省情報通信審議会委員など省庁の委員多数。NHK中央放送番組審議会委員、デジタルサイネージコンソーシアム理事等を兼任。政策・メディア博士。

 小学校のカリキュラムに「プログラミング」が追加されました。プログラミングは従来型の学習とはかなりちがいます。他の教科のように保護者の方が家庭内で教えてあげるのも簡単ではなく、戸惑う方も多いはず。

 けれども、プログラミングは、従来型の学校教育では実力を発揮できず、むしろ成績があまり良いとは言えなかった子が思わぬ才能を発揮するケースが少なくありません。

 内向的でこだわりが強く、ひとつのことをコツコツやるのが好きなお子さまや、数字やパズルが大好き、積み木を積んだり小石を集めたりが大好き、ひとりでずっと遊んでいても平気、何かに集中し始めると声をかけても聞こえないなどの特徴をそなえたお子さまには、もしかしたらプログラミングの適性があるかもしれないのです。

 お子さまにそのような可能性を感じた場合は、すぐにでもプログラミング独習をはじめるといいでしょう。絵本は、最高の教材です。

 さて、本日も、この手の本の紹介に降臨してくれる、知人のプログラマーを召喚いたしましょう。
 それでは、どうぞ!

アンドとオアが伝える論理演算の使いかた
コンピュータのすべての基本は0と1、電気のあるなし、オンとオフ。
そして、コンピュータの真価は「演算」です。

0と1、オン・オフを組み合わせて、演算をすることこそがコンピュータと言えるでしょう。
この「論理演算」は、「論理回路」または「論理ゲート」というハードウェアで行われます。

わずか1つ(か2つ)のトランジスタで、AND(アンド)、OR(オア)、NOT(ノット)といった論理演算に必要な部品がつくれてしまうのです。

どんな大きなコンピュータもこの論理ゲートの組み合わせだけでつくられています。もちろん、全体のゲート数は膨大なものですが、すべての基本はわずか数種類の論理ゲートなのです。

さて、この論理ゲートのふるまいこそが「論理演算」であり、その論理演算の使い方を解説したのが、じつはこの本、というわけです。

論理演算を習得すると様々なことに活用できます。

プログラミング言語を習得しやすくなるだけでなく、論理的思考力を鍛えることができたり、数学的知識を深めることができたり、そのうえ複雑な問題を解決するためのツールとしても使えるから、問題解決能力もアップします。

「プログラミング的考え方」は、生活をしていく上で様々なことに役立つ知識なのです。

この絵本ではSTEMナビのキャラクター「アンド」と「オア」が、論理演算の仕組みと、その使い方、使われ方を詳しく解説してくれています。

実際、先ほども書いた通り、コンピュータのすべての基本はこの0と1と論理演算の組み合わせです。すべての根本、始まりのタネ、原子のひとつぶ。

このふるまいを知ることは、すべてのコンピュータの根源を知ることで、複雑化しているコンピュータ世界を正しく知ることの、小粒であっても大きな種になることでしょう。

 ありがとうございました!

 今回の絵本のテーマは「論理演算」(さあ、だんだん難しくなってきたぞ……(汗))

 「論理演算」とは、プログラミング的な考え方のことで、これを理解すると、日常生活やビジネス、学術分野など、様々な分野で役立てることができます。

 解説には、「これをやっているあいだにあれをやって」とか「これとこれを組み合わせて」などの考え方はプログラミング的考えと書かれています。

 日常生活をより効率的にすすことに論理演算の考えが生きてくるのですね。

 これは狭義のプログラミングだけでなく、プログラミング開発作業がどのようにスケジュールにそって行われるかを管理する俯瞰の考え方にも応用されると思います。

 論理演算の考えをきちんと理解していると、仕事のすすめかたそのものも違ってきそうです。

 かわいい絵とわかりやすい説明で、小さなお子さまから大人まで楽しく学べる学習絵本、「くもんのSTEMナビプログラミング」シリーズ。横書きの漫画形式で書かれていて、字は少し細かいですが、コツコツ読んでいけばプログラミングに必要な知識がしっかり身につくようになっています。

 ふりがながないので、一応小学校高学年以上としましたが、理解できるならば何歳からでも。大人の初心者が読んでもわかりやすく、おすすめの絵本です。

 プログラミングの世界への扉をひらいてくれる「くもんのSTEMナビプログラミング」。
 この機会にぜひどうぞ!

 ※現在、この絵本シリーズはAmazonでは品薄状態ですが、どの絵本もすばらしいので、すこしでもご興味を持たれた方はぜひ、手に入るうちにお買い求めください。強くおすすめします。

繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)

 プログラミングに必要な考え方「論理演算」についてわかりやすく解説してくれている絵本です。中身は漫画形式になっていて、翻訳本なので横書きです。
 かなり字が多くて、学習雑誌に掲載されている学習漫画のような感じですが、とてもわかりやすく、読みやすく書かれています。

  絵本といっても、字が小さく、文字の分量がかなり多いので、ある程度文章が読めるお子様向け。
 すっきりとまとまっているので、プログラミング初心者の方が読んでもわかりやすいと思います。

 論理演算は理解できると日常のさまざまなことに役に立つため、内向的で悩みやすいお子さまにもおすすめです。

 

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