【プリンちゃんとおかあさん】母の日の読み聞かせに! かわいいプリンちゃんとおかあさんの絵本です【3歳 4歳 5歳】
プリンちゃんのおかあさんはアイスクリームです。今日もおめかししておでかけです。あ、でもわすれものですよ。プリンちゃんは、あれとこれを身につけて…………
この本のイメージ かわいい☆☆☆☆ おいしそう☆☆☆☆☆ 組み合わせ☆☆☆☆☆
プリンちゃんとおかあさん なかがわちひろ/文 たかおゆうこ/絵 理論社
<なかがわちひろ>
本名、中川千尋。東京芸術大学卒業。児童書を中心に翻訳家、作家、絵描きとして活躍。「天使のかいかた」(理論社)で2003年度日本絵本賞読者賞、創作童話「かりんちゃんと十五人のおひなさま」(偕成社)で2009年度の野間児童文芸賞受賞
<たかおゆうこ>
本名、高尾裕子。多摩美術大学卒業。大手玩具メーカーの企画デザイン室を経て、アメリカでカリグラフィー、水彩画、銅版画などを学ぶ。帰国後グリーティングカード、広告、雑誌のイラストレーションなどを手がけながら、絵本の仕事を始める
かわいいプリンの女の子、プリンちゃんのシリーズの絵本です。初版は2012年。
プリンちゃんのシリーズは一話完結でどこから読んでもだいじょうぶなように作られています。季節にあわせて好きなものを選ぶといいでしょう。
まずはシンプルに「プリンちゃん」から楽しみたい方はこちらを。↓
おしゃれで自由なプリンちゃんの活躍を描いています。
今回は、もうすぐ母の日ということで「プリンちゃんとおかあさん」をご紹介。
プリンちゃんのおかあさんはアイスクリームです。顔がアイスクリームで、身体はコーン。パフェカップのドレスを着ておでかけです。
でもでも、プリンちゃんも一緒におでかけしたい!
いいことを思いついたプリンちゃんは、ドーナツをウエストにはいてリボンやお花で自分を飾りつけ。
おお、あっと言う間にプリンちゃんは華やかな帽子になりました。
プリンちゃんが帽子のすがたになって追いかけてきたのを見たおかあさんは大喜び。
「ぼうし、かぶっていったほうがいいよ」と言うプリンちゃんに
「そうね、ほんとにね。こんなにかわいいぼうしですもの」とプリンちゃんをかぶります。
おかあさんとプリンちゃんで、素敵なプリンパフェのできあがりです!
……と、いうのがあらすじ。
「おかあさん、わすれものー」と呼び止めるプリンちゃん、一体何をするのかなと思っていたら、かわいくってほほえましいラストシーンです。それに、カラフルで美味しそう。
プリンとアイスクリームに、色とりどりのデコレーション、組み合わせを考えているだけでもわくわくするのに、プリンちゃんがあどけなく帽子になって駆けてくるのを喜んでかぶってくれるママの愛が大きくてあったかい。
文章はすべてカタカナとひらがな。一ページに二行くらいしかありませんから、とても読みやすい絵本です。ひらがなをおぼえたばかりの小さなお子さまにぴったり。
また、色とりどりのお菓子を組み合わせて遊ぶ要素もあるので、母子での読み聞かせも楽しいでしょう。
巻末にはプリンちゃんの歌が楽譜つきで掲載されています。
休日はプリンちゃんの絵本を読み、親子でプリンアラモードやプリンパフェを作るのもいいですね。
プリンとアイスクリームを市販のものですませれば、案外簡単につくれます。
ゴールデンウィークの親子タイムにぜひどうぞ!
繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)
ネガティブな要素はまったくありません。
かわいく、おいしそうで、楽しい絵本です。
プリンちゃんの愛らしさとおかあさんが大好きな気持ち、そして、おかあさんがプリンちゃんを大好きな気持ちが伝わってきます。
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