【読書と子育て】10歳までの読書量が一生を左右すると言われたらどうする?

2020年8月20日

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将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる! -できる子が幼少期「これだけはしていた」こと- 松永 暢史/著

「本」こそ最高の知育教材! 本日ご紹介する本では、10歳までの読書量で児童の学力の伸びが変わることを著者の経験から語られています。 学力の基礎は、日本語了解能力。国語の授業ではこれは身につかない。 これが身につくのはただ一つ、読書なんだそうです。

将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる! -できる子が幼少期「これだけはしていた」こと- 松永 暢史/著

<松永暢史> 1957年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒。教育環境設定コンサルタント。相談事務所V‐net主宰。著書に「男の子を伸ばす母親は、ここが違う!」など。

将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる! -できる子が幼少期「これだけはしていた」こと- 松永 暢史/著

10歳って、子供の発育にとって一番大事なときなんだそうです。

子供は10歳までは脳が「モヤっとした」状態で、10歳以降だんだんと育っていく。 それまでに、どれだけ本を読んでいたかで、その後の脳の発育が違ってくるのだそう。
なぜなら、10歳をすぎると、子供の生活にはゲームやスマホ、テレビなど、さまざまな誘惑が出てきて、読書から遠ざけられてしまうことが多いから。

これは、確かに納得できます。小学一年とか二年の子供って、ちょっと動物ぽいというか、まだまだ人間になりきれてないような、やんちゃな子がたくさんいます。10歳くらい、だいたい四年生くらいで、子どもとして成長していくんですよね。

でも、10歳までにどう過ごしたかで一生が左右されてしまうとしたら、ちょっとびびってしまいますね。わたし、どうだっただろう?10歳までにどれだけ読書してたかしら?と、考えてしまいました。

この場合の読書は、質より量が大切で、漫画でもよいらしいです。(これはありがたい!) 読み聞かせも大きな効果があり、「一音一音はっきりと読む」ことが大切。なぜなら、 音を聞かせることと、文章を理解させることで脳のさまざまな部分が発達するから。

もし、子供が特定の本を気に入って、同じ本の読み聞かせを何度せがむ場合は、「もう読んであげたでしょ!」なんて言わずに読んであげたほうがいいらしいですよ。それは、読み聞かせの効果が出ている証なんだそうです。

ユダヤ人は、とにかく子供に本を読ませる。

賢い民族として有名なユダヤ人は、とにかく子供に読書をさせるのだそうです。ただ本を読ませるだけでなく、環境つくりからやるのがユダヤ人。 周囲に本があるのがあたりまえの環境を作っているのです。リビングに本でいっぱいの大きな本棚があり、日常から リビングで本を読んでいる親の姿を見せるなど。本に興味を持たせ、親しませているのですね。

広いリビングや大きな本棚はすぐには真似できないけれど、 身近に本を大量に置いておく、図書館からたくさんの本を借りてくるなどは、今すぐにできて、なおかつ効果的な方法です。

読書習慣を環境から作る……ちょっと洗脳みたいだけど、こういうのが大事なのかもしれません。

厳しいけれど、本だけは買ってくれる……そんな家が理想的。

親や祖父母からのプレゼントは本にする。ほかのおもちゃはなかなか買ってくれないけれど、本だけは、わがままを言っても 買ってくれる、などの環境をつくるとよいとのこと。確かに、「本だけは存分に買ってもらえる」とわかれば、ふだんから欲しい本を探しますよね。本に対する興味もどんどんわいてくるはずです。

読ませる本は、文学と知識本の二本立てにして、 その後、博物館や美術館に連れて行き、実物を見せたりすると知識が深まるのでおすすめなんだそう。これはわかる!確かに、何の知識無く美術館に行っても楽しくないですが、歴史の背景を知ったうえで行くと楽しさ倍増ですよね。

わたし自身、修学旅行で京都に行ったときは、団体で列になって名所を巡って通り一遍の説明を聞くだけの旅はとても退屈でした。でも、その後小説などで幕末や平安時代のいろんな事件を読んで「修学旅行、もっと真面目に見ておくんだったな」と後悔したものです。

読書するだけで成績は上がる。

わくわくなエピソードとしては、学力の低かった学生が、ライトノベルを好きになり、大量に読んでいるうちにだんだん成績が上がり、志望校に合格したことなどが書かれています。

ライトノベルでもいいのだ!学習書や参考書じゃなくても、本を読んでいるだけで成績が上がるのだ!

確かに、数学も理科もどんな科目も問題は日本語で書かれています。だから読解力を上げていくだけで自然に成績が上がっていくんですね。これは、心強い事実です!!

おおむね大賛成の素敵な本なんですけど、一箇所だけ。

不登校の学生は読書家が多いらしく、これに対して筆者は、「人は時間をもてあましてやることに 困ったら本を読む」と書いているけど、これだけは違うと思います。

本を読むのは、本が読みたいからで、暇をつぶすのに適当なものがないからじゃないんです。不登校の子たちも「暇だから」ではなく、それぞれがもっと深い理由で本を読んでいるはず。だって、この現代社会、ただひまを潰すだけなら、もっと便利でオシャレでカッコイイものがたくさんありますから。

もっと言うなら、読書は成績を上げるためにするんじゃなくて、楽しいからするんです。でも、それでも、本を読んでいるだけで成績が上がるなら、やっぱりそれは素晴らしいギフト。

読書習慣を復活させたばかりのわたしですが、いろんなモチベーションをもらった本でした。

オススメ。

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