【エルマーのぼうけん展】 もうすぐ終了!立川PLAY! MUSEUMの「エルマーのぼうけん展」に行ってきたよ【おでかけレポート】

日本に翻訳されてから60年。愛され続ける「エルマーのぼうけん」。東京都立川の「PLAY! MUSEUM」では、「エルマーのぼうけん展」が開催されています。
最近、おでかけしていないし、これはいかなくちゃね。インドア派のわたしですが、えっちらおっちらおでかけしてきましたよ。
【エルマーのぼうけん展】 もうすぐ終了!立川PLAY! MUSEUMの「エルマーのぼうけん展」に行ってきたよ【おでかけレポート】
行ってきました、「エルマーのぼうけん展」。
1948年にアメリカで出版され、1963年に日本語版が出版されてから愛され続けているルース・スタイルス・ガネット 作「エルマーのぼうけん」。
立川「PLAY! MUSEUM」で、「エルマーのぼうけん展」が開催されているので行ってきました。
「PLAY! MUSEUM」は、子どもたちのための体験型ミュージアム。
今回の「エルマーのぼうけん展」も、単なる原画展とはちがい、子どもたちが「エルマー」の世界を体験できるように工夫されています。
「PLAY! MUSEUM」は2020年4月、JR立川駅北側に誕生した複合施設、「GREEN SPRINGS」にあります。場所はちょうど大型家具店「IKEA」立川店の道路を挟んで向かい側。
エスカレーターを上った先の超おしゃれな空中庭園を横切ると、そこが「PLAY! MUSEUM」。
いったい、どんな展示なのかしら。いまからわくわくです。
ここは「体験型」ミュージアム

入り口の外には大きな竜のオブジェが。インスタ用撮影ポイントなのでしょうか。
今回の展示には、このように撮影スポットが要所要所にあります。
入り口から入ると、中は薄暗く、エルマーのようにどうぶつ島のジャングルを歩いている気分。
ワニの背中を歩けたりもします。
小さな子どもが楽しめるような仕掛けの多い展示ですが、意外にも大人の客が多く、エルマーのファン層の広さを再確認しました。

壁には貴重な原画を展示。近寄ってみることができます。
「エルマー」シリーズの挿絵は、作者のルース・スタイルス・ガネットの義理の母親ルース・クリスマン・ガネットによって描かれました。
当時の印刷技術では自由自在に拡大縮小はできなかったため、繊細な筆致で描かれた実物大の原画です。
非常に美しく、表情豊かで、愛らしさもあります。
ルース・スタイルス・ガネットとは
作者のルース・スタイルス・ガネットは大学で化学の研究をしていた今で言う「リケジョ」だったためか、エルマーの困難の解決方法も暴力を使わず知恵と勇気を使ったものとなっており、それが時を越えて愛される「エルマーのぼうけん」の魅力となっています。

エルマーが助けるりゅうのほうも、カラフルで可愛らしく、気立てのいい、優しいりゅうたちなのです。
こちらは、ルース・スタイルス・ガネットがルース・クリスマン・ガネットに挿絵を描いて貰うさいに作ったと言う、りゅうのぬいぐるみ。
見てください、この精密さ。
たしかに想像で描くよりも、立体があったほうがあらゆる角度で描くことができて便利です。かといって、ここまでする人はそうそういません。さすがとしか言いようがありません。

このように、ルース・スタイルス・ガネットは、何かを作るさいにはかならずあらかじめ、モデルやプロトタイプ(ダミー)を作って検討したようです。
展示の中には、作者ルース・スタイルス・ガネットの生い立ちなどの写真展示もありました。若い頃のガネットさん、ものすごい美人です。
展示以外も楽しい。
奥には「冒険図書館」として、各界の著名人が推薦した「冒険図書」の展示がありました。その人その人にとってそれぞれの心にある「冒険」。
お気に入りの本はあるでしょうか?
販売ブースでは、豊富な「エルマーグッズ」が。
わたしは記念にハンドタオルを一枚買いました。

さて、最後は「エルマーカフェ」でひと休み。
ドリンクからフード、スイーツまでエルマーにちなんだメニューがずらり。
わたしは、エルマーラテを注文しました。
エルマーの表紙絵がフルカラーで転写されたカフェラテです。
味はわたしにとっては少し苦めかも。飲んでしまうのが少しもったいないラテでしたが、やっぱり体験型ミュージアムのラストとしては「味わう」ことで締めたいもの。美味しくいただきました。
ちなみにお隣の席の大人のお二人連れさまはスイーツプレートを楽しんでいらっしゃったようで、「ナルニア国ものがたりのプリンみたいにおいしい!」と大絶賛。ううむ、その形容詞だけで、どんなに美味しいかわかる……!
見て、遊んで、買って、味わうことができる、体験型ミュージアム。
東京・立川の「PLAY! MUSEUM」での「「エルマーのぼうけん展」は10月1日までです。(時間は10:00-18:00(入場は17:30まで))
ご興味を持たれた方、まだの方はぜひどうぞ!
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