【きょうりゅうたちのクリスマス】クリスマス、恐竜たちはどうしてる?ゆかいな恐竜たちのクリスマス絵本。【3歳 4歳 5歳】
明日は楽しいクリスマス。恐竜たちはどうしているのかな?やんちゃをしてるの?それともいい子にしているの?恐竜たちのゆかいなクリスマス絵本。(きょうりゅうたちのクリスマス ジェイン・ヨーレン/文 マーク・ティーグ/絵 なかがわちひろ/訳 小峰書店)
この本のイメージ 恐竜☆☆☆☆☆ ファンタジー☆☆☆☆☆ クリスマス☆☆☆☆☆
きょうりゅうたちのクリスマス ジェイン・ヨーレン/文 マーク・ティーグ/絵 なかがわちひろ/訳 小峰書店
<ジェイン・ヨーレン>
1939年ニューヨーク生まれ。子どもと大人向けの200冊をこえる本を出版。「月夜のみみずく」(偕成社)でコールデコット賞を受賞。ほかにも、ネビュラ賞、ゴールデンカイト賞をはじめ、多くの賞を受賞している。マサチューセッツ州とスコットランドのセント・アンドリュースで暮らしている
<マーク・ティーグ>
カリフォルニア州、サンディエゴ生まれ。15歳のときからニューヨークに暮らす。独学で絵を描きはじめ、絵本を20冊以上出版
<なかがわちひろ>
中川千尋。東京芸術大学美術学部卒業。著書に日本絵本賞読者賞を受賞した「天使のかいかた」(理論社)、野間児童文芸賞を受賞した「かりんちゃんと十五人のおひなさま」(偕成社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
小さな子どもがどういうわけか大好きなものというのがいくつかあります。電車やバス。飛行機。昆虫。恐竜や怪獣。これは万国共通みたいで、子供向けの電車や恐竜、モンスター、昆虫関係のキャラクターやコンテンツはどの国のものでも愛されています。
こういうのが好きなのは男の子が多いですが、女の子にも電車好きや恐竜好きはいます。このブログでも以前から「ティラノサウルスシリーズ」をご紹介していますし、「ケイティのふしぎ美術館」シリーズにも恐竜の回があります。
どうして小さな子どもはあんなにも恐竜が好きなのか……それは永遠の謎。
本日ご紹介するのは、「きょうりゅうたちのクリスマス」。原題はHow Do Dinosaurs Say Merry Christmas? アメリカでの初版は2012年。日本語版の初版は2017年です。
登場する恐竜は、スコミムス、テリジノサウルス、レクソビサウルス、エイニオサウルス、グアンロング、エリスロスクス、ディルフォドン、ギガントラプトル、オロロティタン、ジョバリア。
恐竜たちがクリスマスの前日、うきうきしてすごします。
ツリーのかざりをぷちぷちとっちゃったり
ツリーをゆさゆさゆらしたり、
サンタさんにあげるクッキーを食べちゃったり
みんなのぶんのキャンディーをなめちゃったり……?
いいえ、そんなことはなく。
ちゃんと良い子にしてるんですよ。
クリスマスの歌を綺麗な声で歌ったり
ガラスの飾りをそーっとツリーにかけたり
ディナーのあとのお皿の後片付けをしたり……
さて、恐竜たちのクリスマスには、どんなプレゼントがとどくのかな?
……と、いうのがあらすじ。
登場する恐竜たちは、みんなやんちゃで表情豊か。
読んでいるとだんだんわかってくるのですが、これ、幼児なんですね。
そういえば、子育て中の奥さまたちはよく、小さなわが子のことを「うちの怪獣」って言ったっけ……
子どもの子どもらしい仕草や行動を、恐竜たちが身体いっぱいに表現してくれています。大人が読むとほほえましく、子どもが読むと自分のことのように共感できるでしょう。
字はすべてひらがなとカタカナ。フォントは大きめで、見開きに最大でも四行くらいしかないのでとても読みやすく、五十音が読めればひとり読みでも楽しく読みきれます。でも、読み聞かせでも楽しそう。
クリスマスプレゼントにもいいですが、クリスマスを待つこの季節にもおすすめ。
「きょうりゅうたちのクリスマス」は、クリスマスを楽しみに待ちながら、お留守番のときやおやすみ前に読むのに最適の絵本です。
この季節にぜひどうぞ!
繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)
ネガティブな要素はまったくありません。
かわいくて、ゆかいで、読むとうきうきしてくるたのしい絵本です。恐竜や怪獣好きのお子さまに。
字が大きめなので読みやすく、字を覚えたばかりの小さなお子さまにおすすめです。
商品ページはこちら←
最近のコメント