【ハロウィンドキドキおばけの日!】ハロウィンシーズンに! かわいいハロウィンの絵本【3歳 4歳 5歳】

2024年3月31日

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ハロウィンドキドキおばけの日!  ますだゆうこ/作 たちもとみちこ/絵 文溪堂

ぼくはレイ。ハロウィンがちかづくとゆううつになるんだ。ともだちは、ハロウィンでどんな仮装をするかって話でもちきりなのに……。おばけが大きらいなぼくは、かんがえただけできぜつしそうになる……ハロウィンのことが全部わかる、かわいくて楽しい絵本!

この本のイメージ ハロウィンとは☆☆☆☆☆ わくわくストーリー☆☆☆☆☆ レシピもあるよ☆☆☆☆☆

ハロウィンドキドキおばけの日!  ますだゆうこ/作 たちもとみちこ/絵 文溪堂

<ますだゆうこ>
東京都出身。国立音楽大学教育科、幼児教育専攻卒。子どもたちに大人気のスーパーデュオ「ケロポンズ」として全国各地で親子コンサートや保育セミナーなど行うほかNHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」「すくすく子育て」に楽曲提供など、幅広く活躍中 

<たちもとみちこ>
大阪芸術大学文芸学科客員准教授。子どものマルチメディアを企画制作するレーベル「colobockle」を主宰。絵本作家、イラストレーターとして活躍する他、プロダクトデザインや、NHK教育テレビや「ポンキッキーズ」など、子ども向けテレビ番組の映像を手掛けるなど様々なジャンルで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 ハロウィンシーズンは、魔女や魔法使い、オカルトもの、ハロウィンを題材にした絵本や児童書をご紹介しています。
 本日ご紹介する絵本は「ハロウィンドキドキおばけの日!」2008年初版のロングセラーです。

 おはなしは……

 レイくんは、とってもこわがり。友だちたちは、ハロウィンに何の仮装をするかでもちきりですが、レイくんは考えるのも嫌なのです。

 でも、どうしても仮装をしなければならないので、できるだけやさしそうなおばけの仮装をつくりました。かわいくできたので、仮装をして眠っていると、窓から弱弱しいおばけが入ってきます。

 こわがりおばけのシェイクでした。
 レイとシェイクはこわがりどうしで仲良くなります。

 シェイクは、いじめっこの吸血鬼ブルードから「人間の血をもってこい」と言われ、仕方なしにやってきたのでした。
 レイとシェイクは力をあわせて、ブルードをやっつけることにします。

 さて、ふたりはブルードをこらしめることができるかな?

 ……と、いうのがあらすじ。

 小さな男の子レイくんと、こわがりのおばけシェイクの友情物語がメインですが、このお話を読んでいるうちに、ハロウィンとは何か、ジャックオーランタンとは何か、などがわかるようになっています。

 おはなしは起承転結がはっきりしていて読みやすく、山場もダイナミックなので、絵本なのにかなり読み応えがあるのがうれしいところ。
 そのうえ、要所要所に「仮装おばけのつくりかた」「ジャックオーランタンのつくりかた」「ハロウィンの迷信とおまじない」「恋愛のおまじない」などの豆知識や、「ハロウィンパーティーにおすすめの料理」などのレシピも掲載されています。ストーリーは面白く、豆知識も豊富で、かわいいだけでなくかなりの情報量なのです。

 字は簡単な漢字も使われていますが、すべての漢字に振り仮名が振ってある総ルビなので、ひらがなとカタカナが読めれば、コツコツとひとり読みも可能です。豆知識ページが楽しいので、親子で読み聞かせをしても。

 また、こわがりの男の子がこわいものを克服するお話なので、幼児向けのオカルトコメディとしての「怖いものを面白いものに転換する」と言う役割もはたしています。

 なんとも、至れり尽くせりな絵本です。

 「季節だし、ハロウィンのことがわかる絵本が一冊はほしいな……」ってときは、これがおすすめ。
 これからは寒くなる季節ですが、わくわくハロウィンで楽しくすごしましょう!

繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)

 ネガティブな要素はありません。こわがりの男の子とこわがりのおばけが力をあわせて、怖いものをやっつけるお話です。ふたりが、種族のちがいを越えて仲良くなり、一緒にハロウィンを楽しむシーンもあります。

 小さな子の「怖いもの」を「楽しいもの」に変換してくれる、ゆかいでかわいい絵本です。
 読後は掲載されているハロウィンレシピを作って、ティータイムを楽しみましょう。

 

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