【モペットちゃんのおはなし】猫好きさんに! ただひたすら子猫がかわいい絵本です。【ピーターラビットの絵本】【4歳 5歳 6歳】

2024年4月14日

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モペットちゃんのおはなし ビアトリクス・ポター/作・絵 いしいももこ/訳  ピーターラビットの絵本 福音館書店 

これはモペットちゃんという名前の子猫のお話です。おや、ねずみの音がしたなとモペットちゃんは思いました。戸棚の後ろからねずみが顔をのぞかせてからかっています。子猫なんて怖くありません……(モペットちゃんのおはなし ビアトリクス・ポター/作・絵 いしいももこ/訳  ピーターラビットの絵本 福音館書店 )

この本のイメージ 動物ファンタジー☆☆☆☆☆ 子猫のかわいさ☆☆☆☆☆ ねずみもかわいい☆☆☆☆☆

モペットちゃんのおはなし ビアトリクス・ポター/作・絵 いしいももこ/訳  ピーターラビットの絵本 福音館書店 

<ビアトリクス・ポター> 
イギリスの絵本作家。ヴィクトリア時代の上位中産階級に生まれ、遊び相手も少ない孤独な環境で育ち、学校に通うことは無かった。幼いころから絵を描くことを好み、多くのスケッチを残している。代表作は「ピーターラビット」シリーズ。

 原題はTHE STORY OF MISS MOPPET.イギリスでの初版は1906年。日本での初版は1971年です。

 「ピーターラビットの絵本」は、うさぎのピーターが登場するシリーズだけではなくて、リスのナトキンやねこのタビタさんなど、うさぎ以外の動物が主人公のシリーズがあります。
 この「モペットちゃんのおはなし」は猫シリーズの一冊。

 主人公はよく登場する猫の奥様タビタ・トウィチットさんの娘、モペットちゃんです。
 猫が登場するシリーズは、タビタさんのいとこのリビーが登場する「パイがふたつあったおはなし」今回の「モペットちゃんのお話」タビタさんの子どもたちが全員登場する「こねこのトムのおはなし」「ひげのサムエルのおはなし」などです。

 さて、今回のお話は……

 子猫のモペットちゃん、ねずみの音に気がつきます。
 ねずみは戸棚の向こうから顔を出してモペットちゃんをからかっています。子猫なのでまったく恐れていないのです。
 モペットちゃんはねずみに飛び掛りますが、ねずみはさっと逃げてしまい、モペットちゃんは戸棚に頭をぶつけてしまいます。

 モペットちゃんは一計を案じ、頭の怪我を手当てするふりをして顔を布で覆います。その滑稽な姿に油断したねずみはモペットちゃんに近づき……

 ……と、いうのがあらすじ。

 お話自体はとても単純なのですが、とにかく子猫の仕草が可愛らしく、見ているだけで癒されます。生意気そうなねずみも、これまた可愛いのです。

 文章はすべてひらがなとカタカナで書かれており、小さな見開きに最大で五行くらい。
 五十音が読めるお子さまなら、ひとり読みで最後まで簡単に読みきれます。もちろん、読み聞かせでも楽しそうです。
 また、子猫の仕草や表情のひとつひとつがあまりにも愛らしいので、猫好きの大人の方のなごみ本としても最適。
 サイズが小さいので、バッグにいれてどこにでも持ち歩けます。

 お留守番子のひとり読みに、動物好きのお子さまへの読み聞かせに、クリスマスプレゼントに、そして猫好きの大人の方のコレクションアイテムとして。

 文句なしにおすすめの「猫絵本」です。
 愛らしいモペットちゃんを見て、疲れた心を癒しましょう。

繊細な方へ(HSPのためのブックガイド)

 ネガティブな要素はまったくありません。猫とねずみの追いかけっこもゆかいです。
 猫好き、動物好きの小さなお子さまのひとり読み絵本としてもおすすめですし、ただ子猫の可愛らしさを堪能するための、大人の和み絵本としてもおすすめです。

 

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