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1899年、テキサスの田舎町で11歳のキャルパーニアは、変わり者のおじいちゃんの「共同研究者」となり、実験や観察の魅力を知って科学を学びたいと思うようになります。それは、キャルパーニアが自分で自分の人生を選び取った瞬間でもありました… ...

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リンバロストの森に母と二人暮らしのエルノラ。賢いエルノラは、母が快く思わないなか、虫の収集で学費を稼ぎ、町の学校に通うことを決意しますが……  村岡花子がこよなく愛した少女小説。「そばかすの少年」の続編です。

この本のイメ ...

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わたしは桂木しのぶ。通称「しーの」。札幌のカトリック系女子校、徳心学園中等科3年生。これは、中等科寄宿舎「クララ舎」での、わたしの奮闘の物語。文化祭も無事終わり、わたしたちは中学卒業に向けて忙しくすごしていたけれど……

こ ...

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わたし、桂木しのぶ。友達からは「しーの」と呼ばれてる。家の都合で、徳心学園中等科の女子寮・クララ舎に入ることになったんだけど、ここには途中入寮の生徒にはいっぷう変わった入団式がある。上級生の出した「テスト」を期日までにクリアしないとい ...

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ジェーンは、裕福ではあるけれど厳しく冷たい祖母の屋敷で、社交界での交流に忙しい母と暮らしていました。父に似た自分を祖母が疎んじていることに気づきながら。そんなとき、彼女のもとに、死んだと思っていた父から手紙が送られてきて、ジェーンはプ ...

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ギルバートと結婚してブライス夫人となったアンは、海辺の町フォー・ウィンズにある、小さな夢の家に住むことになりました。それは、アンの理想の小さな家。古くて可愛らしくて、庭と森があって小川があって……アンの新生活が始まります。

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孤児のジュディは、名前を名乗らないとある慈善家の助力で大学に通えるようになりました。条件は、一ヶ月に一度、日常のできごとを手紙に書いて送ること。ジュディは、この親切な人を「あしながおじさん」と名づけて、せっせと手紙を送ります……

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アンは22歳になり、プリンス・エドワード島の港町、サマーサイドで校長先生の仕事をすることになりました。ふたりの未亡人が暮らす「風柳荘」(ウィンディウィローズ)に下宿することになったアン。これは、そんなアンの三年間の生活を、ギルバートへ ...

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レドモンド大学に進学したアンは、仲良しの三人と「パティの家」で共同生活を始めます。篤い友情、ほのかな恋、将来への不安など、さまざまな想いを抱きながら、勉学に励むアン。そして、ついに生家を探しあて、実の両親について知るのでした……  ア ...

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名作中の名作、赤毛のアンです。 様々な翻訳が出ているので、読み比べてみるのも面白いのですが、文章の美しさではなんと言っても村岡花子訳です。かしこい子なら小学校高学年から読めると思います。大人、とくに働く女性にはいまでもおすすめです。  ...