【うちで過ごそう】魔女が登場するファンタジーを読もう!児童文学の古典から映画化された人気作まで。大人も楽しめる、児童文学魔女ファンタジー  おすすめベストセレクト【子どもから大人まで】

2024年3月16日

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独断と偏見の 大人も楽しめる 児童文学 魔女ファンタジー おすすめベストセレクト10 

昔は魔女といえば鉤鼻のしわくちゃおばあさんのイメージでしたが、今はかわいかったり、大人っぽかったりと魔女もさまざま。本日は、魔女の登場する児童向けファンタジーをご紹介。

時代によって変化する、魅力的な魔女たちを堪能してくださいね。

独断と偏見の 大人も楽しめる 児童文学 魔女ファンタジー おすすめ ベストセレクト10 

 「魔女がいっぱい」「ライオンと魔女」など、児童文学の傑作のなかには、悪い魔女や怖い魔女が登場するファンタジーがたくさんあります。が、本日は「良い魔女」が登場するファンタジーをご紹介。魔女の世界もいろいろあるんです。楽しんでみてくださいね。

児童文学 魔女ファンタジー おすすめ 10位   魔女バジルシリーズ  茂市久美子/作 よしざわけいこ/絵 講談社 【小学校低学年以上】

 人に「努力」の力を贈ることができる、不思議な魔女の成長物語。
 他の魔女たちは、「希望」「幸運」「健康」など、華やかな力を持っているのに、バジルは地味な力ばかり。けれど、そんなバジルも、こつこつと努力を重ねて成長し、新しい力を増やしてゆきます。そして、やがては、たくさんの人々から「力を送ってほしい」と望まれるようになるのでした。

 あどけない顔をしているバジルですが、実はとても長生きしています。けれど、彼女の純粋な気持ちは少女のよう。心が洗われるファンタジーです。

 ※「魔女バジル」のレビューはこちら↓

児童文学 魔女ファンタジー おすすめ 9位    なんでも魔女商会シリーズ  あんびるやすこ 岩崎書店 【小学校低学年以上】

 シルクは「おさいほう魔女」。
 古いお洋服を、持ち主の希望にあわせて美しくリフォームするのが仕事です。新しいドレスをつくるのではなく、お客様の持っている大切なお洋服をリフォームするのがシルクの誇り。相棒はめしつかい猫のコットンです。


 なんでも魔女商会「リファーム支店」に偶然迷い込んできた人間の女の子、ナナとともに、シルクは様々なお客様のご希望にこたえ、今日も素敵なドレスをリフォームし続けます。

 ※なんでも魔女商会のレビューはこちら↓

児童文学 魔女ファンタジー おすすめ 8位   メアリー・ポピンズシリーズ  P.L.トラヴァース/作  林 容吉/訳 岩波少年文庫 【小学校中学年以上】 

 東風にのってバンクス家に突然あらわれた、不思議なナニー(乳母)メアリー・ポピンズ。
 厳密に言うと、メアリー・ポピンズは魔女ではないかもしれません。けれど、子どもたちをいつも不思議な世界に連れていってくれる、超自然的な存在なのです。

 決して甘くない、スパイシーな女性ですが、きりりとしたメアリーの魅力に、いつしか夢中になります。
 一度は読んでおきたい、児童文学の名作。

 ※「メアリー・ポピンズ」のレビューはこちら↓

児童文学 魔女ファンタジー おすすめ 7位   ミルドレッドの魔女学校  ジル・マーフィ/作 絵 松川真弓/訳 評論社  【小学校低学年以上】

 Netflixでドラマ化されて大人気の魔女シリーズ。ドラマではイーニッドのキャラクターがちょっとちがうけれど、あとはかなり再現度高いです。
 ドジな魔女学校生徒ミルドレッドと学友たちのドタバタスクールライフ。イギリスの寄宿舎生活も垣間見ることが出来ます。


 ミルドレッドが失敗を繰り返しながらも、成長してゆく過程がほほえましい。
 読みやすい本ですが、ストーリーの展開が面白いので読み応えがあります。

 ※「ミルドレッドの魔女学校」のレビューはこちら↓

児童文学 魔女ファンタジー おすすめ 6位   小さい魔女  オトフリート・プロイスラー/作 大塚勇三/訳  学研プラス  【小学校中学年以上】

 ドイツからやってきた児童文学の名作。小さい魔女がワルプルギスの夜に参加するために、出された課題をクリアして「良い魔女」になろうとがんばります。

 様々な困難を乗り越え、今度こそワルプルギスの夜に参加できるとおもいきや……まさかのどんでんがえし。

 楽しくて、わくわくして、そして、スカっとするファンタジーです。カラスのアブラクサスがかわいい。
 ご存じない方はぜひ読んでみてくださいね。

 ※「小さい魔女」のレビューはこちら↓

児童文学 魔女ファンタジー おすすめ 5位    ルイスと不思議の時計シリーズ  ジョン・べレアーズ/作 三辺律子/訳 静山社ペガサス文庫  【小学校中学年以上】

 突然の事故で両親を失った少年ルイスは、おじさんのジョナサンの家に引き取られますが、彼はなんとへっぽこ魔法使いでした。そして、お隣に住む女性は、魔女。
 この魔女、ツィマーマン夫人が、とにかくかっこいいのです。
 主人公のルイスと相棒のローズ・リタはふつうの人間、おじさんのジョナサンとツィマーマン夫人が魔法使いと魔女と言う4人組が活躍するゴシックホラーファンタジーです。
 ツィマーマン夫人の活躍を読むためだけに読んでも損はありません。

 ※「ルイスと不思議の時計」のレビューはこちら↓

児童文学 魔女ファンタジー おすすめ 4位    オズの魔法使い  フランク・ボーム/作 幾島幸子/訳  岩波少年文庫 【小学校中学年以上】

 竜巻に飛ばされて迷い込んだ場所は「オズ」。おうちに帰りたいドロシーは、愛犬トトを連れ、脳みその欲しいカカシ、勇気が欲しいライオン、心が欲しいブリキの木こりを仲間にして、エメラルドの都を目指します。

 ファンタジーにおける「良い魔女」と言えば、この「オズの魔法使い」のグリンダ。
 美しくて賢くてかっこいいグリンダは、誰もが憧れる魔女のはず。

一生に一度は読んでおきたい名作児童文学です。

 ※「オズの魔法使い」のレビューはこちら↓

児童文学 魔女ファンタジー おすすめ 3位   魔女の宅急便シリーズ  角野栄子/作 林明子/画 福音館書店 【小学校中学年以上】

 「スタジオジブリ」によってアニメーション映画化されたこともある、傑作児童文学。
 ほうきに乗って空を飛べる魔女キキが、13歳になったときに独り立ちし、ひとりで街で暮らし始めます。
 「飛ぶ」ことしか魔法が使えないキキは、「おとどけものやさん」をすることで、街の人たちと交流し、成長してゆくのでした……。

 少女のみずみずしい感性と、ほのぼのとした日常の物語。
 繊細な思春期の心を、あたたかいエピソードでつづります。

 ※「魔女の宅急便」のレビューはこちら↓

児童文学 魔女ファンタジー おすすめ 2位   魔法使いハウルと火の悪魔  ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/作  西村 醇子/訳 徳間書店 【小学校高学年以上】

 映画「ハウルの動く城」の原作。映画ではほのかに表現されていますが、原作でははっきりとソフィーは魔女です。しかも、無意識に強力な魔法を使ってしまうという、無敵タイプ。


 荒地の魔女の呪いでおばあさんの姿になってしまったソフィーですが、引っ込み思案だったソフィーはかえって元気百倍。ずうずうしくなって、いろんなことに挑戦できるようになります。


 強くなったソフィーは、やがて大きな陰謀にも立ち向かえるようになり……

 映画とはキャラクターも展開もちょっと違うのですが、とても面白いのでぜひ読んでいただきたい名作。また、同じ作者の「大魔法使いクレストマンシーシリーズ」もおすすめです。「アーヤと魔女」もあるよ。

 ※「魔法使いハウルと火の悪魔」のレビューはこちら↓

児童文学 魔女ファンタジー おすすめ 1位 ハリー・ポッターシリーズ  J.K.ローリング/作 松岡佑子/訳 静山社 【小学校中学年以上】

言うまでもなく、知らない人はいないくらいの名作ですが、魔法使いと魔女が登場するファンタジーのなかで、魔女の人数もかっこよさもダントツなのでご紹介。
 主人公の親友ハーマイオニーや、マクゴナガル先生をはじめとして、素敵な魔女が続々登場。

 レストレンジなど、悪役の魔女も強くて美しい。
 同じ世界観の映画「ファンタスティックビースト」のシリーズでも、魅力的な魔女が数多く登場します。

 ※「ハリー・ポッター」のレビューはこちら↓ 

 現実では魔法で解決できることなんてないけれど、ファンタジーの魔女たちはネガティブな気持ちをふっとばすパワーを分けてくれます。休日は、魔女ファンタジーで、元気を補給してみてくださいね。

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